グルテンフリーは本当に必要なのか?!

今日は、画像を見ていただくと「グルテンフリー」のイラストを掲載しておりますが、まさに「グルテンフリー」を取り上げたいと思います。

昨日のコラムでも触れていますが、私自身もグルテンフリーを意識したことがございました。手指のアトピー性症状がグルテンの影響ではないかと疑ったためです。

それ以降、朝食のパンはご飯に変えるか、オーツ麦などのシリアルを牛乳か豆乳で食べる習慣をつけました。

2か月以上はそんな状態を続けました。当初はアトピー性症状が改善したように思いましたが、食器洗剤やシャンプーなどで調子が悪くなることは、度々起こりました。

どちらかと言うと私の場合は、グルテンに起因するものではなかったように思います。

シャンプーの時は、直に頭髪を洗っていますが、食器洗いはビニールの手袋をするように心がけると、良くなる傾向にあることは分かりました。

このグルテンフリーですが、そもそもは自己免疫疾患のセリアック病の方がグルテンを厳格に摂取すべきでないことを表すものでした。

セリアック病は、欧米人に多く、全体の1%程度の方に見られる症状です。日本人は0.05%ですから、2000人に1人の割合で多くはないのです。

また、非セリアックでグルテン過敏症の方はグルテンを避けることで症状が改善することがあると言われています。そして明らかに小麦アレルギーの方も同様です。

このように、それ以外の方がグルテンを意識して避けるべき科学的根拠は明らかにはされていないと言うのが、正しい見解かと思います。

むしろ、グルテンフリーによる栄養のバランスが崩れるとの指摘もございます。

ご自分の栄養状態を把握して、グルテンの摂取は考えるべきかなと言うのが今日の結論です。

ちなみに、うどんもグルテンを含む食材ですが、うどん県の香川県は糖尿病患者の比率が高いと言われております。うどんは血糖値を急激に上昇させる食材だと言われております。

地元では讃岐うどんを朝昼晩と食べる方もいらっしゃるとのこと。私の知り合いの方で香川の方ですが、お父様がうどんが好きで毎日何度も食べていたために糖尿病になり、うどんの摂取を控えるように指導された方もいらっしゃいます。食べ過ぎはいけませんし、グルテンと言うより血糖値は気にする必要はありそうですね!

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