免疫チェックポイント阻害剤投与前の内視鏡検査について

今日のコラムは昨日の続きになります。肝細胞癌が見つかり、免疫チェックポイント阻害剤による治療が開始されました。
初回6月6日からのスタートが決まり、その前に準備段階の検査が始まりました。
毎回、血液検査をして体調の変化を測った上で点滴に入りますが、初回だけは数日前に血液検査が実施されました。肝機能はもちろん、その他いくつかのチェックポイントの確認があって投与されることになります。
そして、今回のテセントリクとアバスチンの投与に関して、胃付近の静脈瘤のチェックを内視鏡検査で確認することがメーカーの必須事項として、胃カメラによるチェックが入りました。
仮に静脈瘤が存在し、今回の治療を開始した後で破裂してしまうと血が止まらなくなり、処置が難しく死に至ることもあるからと、医師に告げられました。
うちの母の場合、肝臓が肝硬変ではないため、静脈瘤が出来る可能性は薄いと言われていましたが、メーカーが必ず内視鏡の結果を踏まえて投与するようにとのことで、事前チェックが行われました。
結果、静脈瘤は見つかりませんでしたので、6月6日の投与が決定いたしました。
6月6日当日は血圧や体温、体重測定など基本的なチェックを終え、主治医の診断の後点滴に入りました。
高齢なこともあり、予定よりもゆっくり時間をかけて投与していただきました。
2つのお薬で、4時間近く点滴していたように思います(そのあたりの時間はあいまいです)。
終わった後も、看護師さんが連れてきてくださり、「終わりましたよ!」と声をかけてくださいました。
本人は何事もなかったかのように、ケロッとして普通にスタスタ歩いて参りました。
抗がん剤の投与直後の様子がわからないのですが、免疫チェックポイント阻害剤に関しては、身体には負担が少ないのだろうと何となく予想することが出来ました。
明日、続きを書いていきます。
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