細胞「はたらく細胞」実写版はこんな作品でした!(ちょっとネタバレあり、笑)
ここしばらく、‟免疫”について追いかけてきましたが、今日はちょっとブレイクタイムと言うことで、その免疫のしくみを映画化した作品「はたらく細胞」について触れていこうと思います。 「はたらく細胞」はアニメで人気を博し、昨年2024年12月に映画化され... 腸内細菌免疫チェックポイント阻害剤の奏効率を高めるためには、腸内細菌が重要になります!
今日は腸内細菌と免疫チェックポイント阻害剤の関係性について、少し整理してみたいと思います。 両者に共通するキーワードは‟免疫”ですね。腸内細菌は腸内に棲息し、免疫機能の維持に多方面から関わっています。 腸管免疫と言われますが、免疫細胞の7割は... 腸内細菌腸内細菌叢と免疫チェックポイント阻害剤について・・・
ここ数日、肝細胞癌に対する免疫チェックポイント阻害剤のテセントリクと血管新生阻害剤のアバスチンについて、私の母の症例をもとにお話しさせていただいています。 数日前にもお話ししましたが、私の母は昨年8月に大腸がんの腹腔鏡手術を行い、ステージ... 肝臓がん免疫チェックポイント阻害剤テセントリクとアバスチンの副作用と経過観察について
今日のコラムも昨日の続きになります。 6月6日に免疫チェックポイント阻害剤、テセントリクとアバスチンの点滴治療を受けたわけですが、治療前に当然のことながら、副作用についての説明がございました。 中外製薬が今回の治療を受ける患者さん向けにつく... 肝臓がん免疫チェックポイント阻害剤投与前の内視鏡検査について
今日のコラムは昨日の続きになります。肝細胞癌が見つかり、免疫チェックポイント阻害剤による治療が開始されました。 初回6月6日からのスタートが決まり、その前に準備段階の検査が始まりました。 毎回、血液検査をして体調の変化を測った上で点滴に入り... 肝臓がん免疫チェックポイント阻害剤のテセントリクとアバスチンの具体的な症例について
先日から免疫チェックポイント阻害剤について、色々な角度から見て参りました。 元々は腸内細菌と免疫チェックポイント阻害剤の関係性で、腸内細菌叢が理想的なものであれば免疫チェックポイント阻害剤の効き目も違い、奏効率も高くなると言うこと2024年の... 細胞免疫チェックポイント阻害剤のテセントリクと併用されるアバスチンというお薬について
昨日のコラムでは、免疫チェックポイント阻害剤のPD-L1阻害剤であるテセントリクについて触れましたが、今日はこのテセントリクと併用して投与されているアバスチンと言うお薬についてご紹介したいと思います。 とてもわかりやすいイラストがイラストACで... 細胞免疫チェックポイント阻害剤、テセントリクについて
日々、免疫チェックポイント阻害剤についてコラムを書いておりますが、今日は、昨日までのオプジーボやキイトルーダのPD-1阻害剤ではなく、PD-L1阻害剤について見ていきます。 PD-1とPD-L1の違いについては、これまでのコラムでもご紹介して参りましたが、... 細胞免疫チェックポイント阻害剤、キイトルーダについて
今日ご紹介する免疫チェックポイント阻害剤、キイトルーダことペムブロリマブは、昨日のオプジーボより後発ですが、PD-1阻害剤としてのその仕組みは同じです。 改めて、免疫細胞(T細胞)の表面には、免疫が過剰反応した時にブレーキをかける役割の「PD-... 細胞免疫チェックポイント阻害剤、オプジーボについて
今日は、現在承認されている免疫チェックポイント阻害剤を具体的に見て行こうと思います。 データ(2024年3月25日時点)は「がん+プラス」さんのHPから引用致します。 まず、PD-1阻害薬として、本庶先生の研究により開発された、オプジーボことニボルマブ...