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腸内細菌
<時間栄養学>昼間の方が排尿回数が多くて、夜中には排尿しないのは、体内時計の働きによるものなんだ!?
今日は体内時計の3つ目、末梢時計について触れていこうと思います。1つ目の主時計、2つ目の脳時計については、昨日、一昨日のコラムをご覧ください。 末梢時計ですが、末梢臓器で機能している体内時計のことを指します。具体的には、肝臓や腎臓、肺などで... -
栄養素
<時間栄養学>体内時計で見ると人は夜行性で生きていくのには無理がある!?
今日は昨日の続きになります。体内時計がどこにあるのか?ということから、3つの箇所が上げられました。 1つ目は、視交叉上核を司る脳の視床下部にある主時計であり、2つ目は視床下部以外の、大脳皮質や海馬など(場所は画像参照してください)の脳時計、3... -
栄養素
<時間栄養学>体の中にあると言う‟体内時計”なるものはいったいどこにあるのか?
時間栄養学を語る上でとても重要な体内時計ですが、体内時計とは私たちの体の中の時間のリズムを刻むメカニズムのことでした。 では、その体内時計は体の中のどこにあるのでしょうか? 画像の男の子を見ると、お腹のあたりにありますね、いわゆる腹時計と... -
栄養素
<時間栄養学>夜ラーメンは体内時計を遅らせるってどういうこと?
今日は時間栄養学についての2回目です。時間栄養学の取っ掛かりとして1回目に「朝カレー」について書きました。今日は「夜ラーメン」です。 昨日の朝カレーが体にいいと言うのは、意外!と思われた方も多いのではないでしょうか?しかし、今日の夜ラーメン... -
栄養素
<時間栄養学>朝からカレーがお勧めな理由とは!?
今日から時間栄養学について触れていこうと思いますが、いくつかの文献を参考に、私なりに中医学(東洋医学)の視点を合わせて見て行きたいと思います。 以前のコラムでも栄養学や腸内細菌を科学的な視点と中医学や漢方の古典的な視点で見てきましたが、今... -
腸内細菌
食事は食べるタイミングが重要!‟時間栄養学”っていったい何ですか?
今日は12月1日、いよいよ師走で慌ただしくなって参りました。今年の1月1日に書き始めたコラムも11か月間、毎日休むことなく書き綴ってきました。 ここまでの内容としては、人が栄養として消化吸収する栄養素のこと、その栄養素は消化酵素により分解吸収す... -
腸内細菌
<大腸がん>口腔内にいるフゾバクテリア菌が腸内に移行し、大腸がんを引き起こしているとな!?
今日は、腸内細菌と大腸がんについてお話ししたいと思います。 大腸がんについては、9月後半のコラムで何回にも渡りお伝えしてきました。私の母が大腸がん手術を受け、その予後について、大建中湯という漢方薬とラクトバチルス菌の摂取の関連性についても... -
腸内細菌
<腸内細菌>短鎖脂肪酸以外にもビタミンを産生する腸内細菌!
腸内細菌が短鎖脂肪酸を生み出し、人の健康維持に大いに活かされていることは、昨日までのコラムで触れて来ましたが、実は、腸内細菌はビタミンを合成することが出来、ビタミン供給源の1つになっています。 そもそもビタミンは、正常な生体機能の維持に必... -
腸内細菌
<腸内細菌>腸内細菌が生み出す短鎖脂肪酸の働きが凄い!
今日は、昨日まで触れてきた、腸内細菌が発酵代謝して生み出す短鎖脂肪酸について、人にとってどのような効果があるのかを見て行きたいと思います。 まずは主要なものとして、腸管上皮細胞において主要なエネルギー源となります。 *腸管上皮細胞とは画像... -
腸内細菌
<腸内細菌>短鎖脂肪酸へ至るまでの菌の代謝リレーを改めて考えてみた!
これまでのコラムで、腸内細菌を語る上で欠くことが出来ない‟短鎖脂肪酸”ですが、この短鎖脂肪酸について、ちょっと掘り下げていきたいと思います。 画像は5つの短鎖脂肪酸の化学式を表記しています。 Butanoic acidは酪酸で、昨日もこの酪酸については出...











