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Bacteroides(バクテロイデス菌)の免疫作用について
昨日に引き続き、Bacteroides(バクテロイデス菌)について、今日は免疫作用に触れていきたいと思います。 腸内細菌の免疫作用については、細菌が生み出す短鎖脂肪酸がその働きを担っていて、数多くの腸内細菌が、その任務を負っていることは、これまでの... -
優勢菌であるBacteroides(バクテロイデス菌)について・・・
今日からは、個別の腸内細菌について、その特徴や構成割合など、腸内細菌検査を実施した結果も見据えながら見て行きたいと思います。 とてもメジャーなBifidobacterium(ビフィズス菌)については、以前も触れたことがありますので、今回は、人の腸内細菌... -
短鎖脂肪酸は日々の食事から摂取出来ないのか???
1月18日のコラムで、「腸内細菌がつくる短鎖脂肪酸」と表題でアップしていますが、今日はまた別の角度から短鎖脂肪酸を取り上げたいと思います。 というのは、短鎖脂肪酸を産生する腸内細菌は非常に多く、この短鎖脂肪酸は免疫機能に深く関わっているため... -
中医学の‟肝”と現代医学の‟肝臓”を比べてみた!? ≪免疫~中医学の肝?!編≫
昨日は現代医学の肝臓の免疫機能について見てきました。 ここまで、中医学の‟肝”と現代医学の‟肝臓”を3つの視点から見てきましたが、4つ目の肝については、結論から申し上げますと、直接的に免疫機能を肝が有しているとは言えないと思います。 もちろん、... -
中医学の‟肝”と現代医学の‟肝臓”を比べてみた!? ≪免疫~肝臓編≫
これまで3回に渡り、中医学の‟肝”と現代医学の‟肝臓”を比べてきましたが、今日は免疫編です。少し長くなりそうですので、今日は<免疫~肝臓編>、明日は<免疫~肝編>としたいと思います。 現代医学でいう肝臓では、免疫細胞が活躍しています。 この免疫... -
中医学の‟肝”と現代医学の‟肝臓”を比べてみた!? ≪毒の中和編≫
このシリーズは3回目になります。今日は、現代医学の肝臓の働きの中の「毒の中和」について見て行きます。 肝臓は体内に入った、人にとって毒となるものを毒のないものに変える働きがあります。 例えば、たばこのニコチンを中和していたり、運動などにより... -
中医学の‟肝”と現代医学の‟肝臓”を比べてみた!? ≪血液編≫
昨日は、胆汁の働きから、中医学の肝と現代医学の肝臓を見比べてみました。 今日は、現代医学から見た肝臓の機能である、栄養素を貯え変化させる機能から見てみたいと思います。 人が食べるものは、そのままでは栄養素として体内には取り込まれません。こ... -
中医学の‟肝”と現代医学の‟肝臓”を比べてみた!?
昨日のレバーの話しから、肝臓のことが気になりまして、中医学の‟肝”と現代医学の‟肝臓”の生理機能を比べてみました。 元々、中医学の肝は肝臓とは完全に一致するものではないと言われていますが、ある程度は比較対照が出来るものと思います。 そういうこ... -
≪薬膳≫『以蔵補蔵』とは何か?
中医学の中で、「以蔵補蔵」という言葉があるのはご存じでしょうか? 例えば、焼き肉を食べに行って、「レバー食べれば、肝臓にいいから」みたいな会話って、どこかで聞いたことがあるようなないような、そんな感覚があるのですが、「蔵をもって蔵を補う」... -
薬膳で使う、地竜(みみず)や全蝎(さそり)の美味しい時期?!
昨日は薬膳食材の採集時期についてでしたが、今日は具体的に食材ごとに見て行きたいと思います。 まず、スーパーでも購入できる冬のお鍋には必須で血を補う小松菜やほうれん草は、大きくなってから全草で収穫するのに対し、生理痛、生理不順を改善できる益...