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黒豆という食材1つを取り上げても、様々な見方ができ、それぞれの繋がりを見ていってこそ、人体への影響がわかるということ!
昨日から500回のコラムを振り返りながら、食と健康について考えていますが、2024年1月2日、始めてから2回目のテーマが黒豆を取り上げていますので、今日は黒豆をベースに振り返ります。 当時ちょうどお正月のおせち料理ということで、黒豆を取り上げており... -
記念すべき500回(毎日連載)のコラムに行きつくまで・・・!
今日が記念すべき500回目のコラムとなります。 記念すべきと大げさに申しておりますが、ただ単に数えて500回目のコラムと言うだけのことです(笑) その数えはじめが2024年1月1日で、ずっと欠かさず毎日書き綴って参りました。私自身はここまで良く書き続... -
決して乳幼児向けではないビフィドバクテリウム・ブレーベを含有する「ミルミル」について!
プロバイオティクスを深堀するシリーズ(6日目)で、ビフィズス菌を種類ごとに見ていますが、今日のビフィズス菌はBifidbacterium breve(ビフィドバクテリウム・ブレーベ)です。 ヤクルトさんのサイトによると、「1963年にドイツのG.ロイター博士によっ... -
乳児から高齢者まで幅広い年齢層の方の腸に棲息するビフィドバクテリウム・ロンガムを摂取する!
今日もプロバイオティクスを深堀するシリーズの5日目ですが、今日からはビフィズス菌を種類ごとに見て行こうと思います。 まずはじめは、Bifidbacterium longum (ビフィドバクテリウム・ロンガム)です。 ロンガム種は出生直後の乳児から高齢者に至るまで... -
出産の際にお母さんが‟垂直伝播”で胎児に託すビフィズス菌!
プロバイオティクスを深堀するシリーズの4日目ですが、今日からはビフィズス菌を取り上げます。 具体的なビフィズス菌の紹介に入る前に、そもそものビフィズス菌はパリのパスツール研究所付属病院の小児科医であったティシエ博士により小児便から分離され... -
植物性乳酸菌と動物性乳酸菌との違いとは?
プロバイオティクスを深堀するシリーズの3日目は「ラブレ菌」です。 今日はお漬物の画像からスタートしましたが、このお漬物、京漬物「すぐき」なのですが、今回のラブレ菌はこの「すぐき」から発見されたものとなります。 1992年に当時ルイ・パストゥー... -
学術報告数が多く、菌に生える線毛が腸にくっつき、長く腸にとどまれるLGG株とは?
プロバイオティクスを深堀するシリーズの2日目は「LGG株」です。 LGG株の正式名称は、Lacticaseibacillus rhamnosus (ラクチカゼイバチルス・ラムノーサス)GG株で、最後のGGは研究者2人のイニシャルを取ってGG株となりました。 その研究者とは、米国タフ... -
プロバイオティクスのパイオニア!シロタ株(LcS)って?
プロバイオティクスを取り上げていますが、今日はそのパイオニアとも言える「L.caseiシロタ株(LcS)」を含む乳飲料についてです。 今日のコラムは、「トコトンやさしい プロバイオティクスの本」野本康二著から一部抜粋させていただきます。 本の中では、... -
腸内のビフィズス菌は年齢とともに減少し、乳酸桿菌もいない日本人には、プロバイオティクスの継続的な摂取が必須です!
今日からプロバイオティクスについて深掘りしていこうと思います。 プロバイオティクスの代表的な微生物と言えば、まずは乳酸菌ですね!その乳酸菌の中で、乳製品を発酵するのに主役の位置にいるのが乳酸桿菌です。 乳酸菌と言ってもその種類は300くらいあ... -
プレバイオティクスとプロバイオティクスについて!
昨日まで連日にわたって、食物繊維について見て参りました。食物繊維はそのままでは、人の消化酵素で分解されずに消化吸収されることはありません。昔、食物繊維が無駄な栄養成分だと言われていたのはこのためです。 しかし、腸内細菌の存在が明らかになる...