栄養素– category –
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腸が水分やナトリウムを吸収するメカニズムのエネルギー源は腸内細菌が生み出す短鎖脂肪酸が機能しています!
腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸の8つの有益な働きの今日は、 ③腸がナトリウムを吸収する際のエネルギー源になる、についてです。 では、腸がナトリウムを吸収するメカニズムはどのようになっているのでしょうか? そもそもナトリウムは、健康維持に欠かせ... -
腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸は、腸管上皮細胞のエネルギー源として生きていく上では必要不可欠なものだった!
昨日から腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸の8つの有益な働きについて詳しく見ていますが、 今日は、②腸の活動エネルギーになり、ぜん動運動を促す、についてです。 腸内細菌が代謝した短鎖脂肪酸は大腸の表面を覆う上皮細胞で吸収され、大腸が健やかに働くエ... -
人間の体は弱アルカリ性にすべきなのに、なぜ腸内は弱酸性に保つ必要があるのか?
今日から腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸の8つの有益な働きについて詳しく見て行こうと思います。 今日は、その1番目で、 ①腸内を弱酸性に保ち、有害菌の発育を抑え、有用菌の発育を促す についてですが、有害菌、有用菌については昨日のコラムで触れており... -
腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸の8つの有益な働きについて!
昨日のコラムで短鎖脂肪酸がもたらす効果効能はエネルギー産生などを含め8つの有益な働きがあるとお伝えしました。そして、その8つについては2024年1月18日のコラムをご覧くださいと言っておりました。 今日は、この8つの有益な働きについて、2024年1月... -
PFCバランスにおいて、炭水化物を考える際には食物繊維は分けて考える必要があります!
今日はPFCバランスの続きになります。画像は簡単なイメージイラストです。 昨日のコラムで、理想的な配分は18~49歳の男女の場合、たんぱく質が13~20%、脂質が20~30%(但し飽和脂肪酸は7%以下)、炭水化物は50~65%とお伝えしました。 これを摂取量... -
『PFCバランス』っていったい何ぞや?
昨日のコラムの最後で讃岐うどんについて触れました。うどんの食べ過ぎで血糖値が上がり、糖尿病の危険があると言うことでした。 これだけ見ると、讃岐うどんがいかにも不健康という印象ですが、決してそうではなく、ものには限度があると言うお話しでした... -
グルテンフリーは本当に必要なのか?!
今日は、画像を見ていただくと「グルテンフリー」のイラストを掲載しておりますが、まさに「グルテンフリー」を取り上げたいと思います。 昨日のコラムでも触れていますが、私自身もグルテンフリーを意識したことがございました。手指のアトピー性症状がグ... -
美味しそうなパンに含まれる「グルテン」とはいったい何ぞや?
今日は美味しそうなパンが籠に入れられている画像からスタート致しました。 パンと言えば小麦粉ですね、そして小麦粉と言えば「グルテン」です。と、無理やりグルテンに結び付けましたが、私自身も多くの方と同じように、朝食は数十年の間、パン食で過ごし... -
やっぱり私の中での健康食材といえば、「酒粕」ですね!
「食から健康を考える!」と言う大きなテーマを掲げて、2024年1月1日からコラムを書き続けて参りました。 食から健康と言っても幅広く、栄養素からであったり、その栄養素が消化吸収される人体の仕組みであったり、腸内に棲息する腸内細菌のエサであったり... -
『メチル(目が散る)アルコール』と呼ばれるメタノールの正体とは!?
昨日はお酒に必ず含まれるエタノール(CH₃CH₂OH)についてでしたが、今日はエタノールとその分子構造が非常によく似ているメタノール(CH₃OH)について取り上げます。 メタノールはアルコールの中でも最もシンプルな分子構造(画像)です。エタノールのよ...