薬膳– category –
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どうして塩麴を使うと旨味が増すのか?
麹の話しが続いておりますが、今日は麴を使って作られる食品別に見た、塩麹に触れて見たいと思います。 画像は塩麹ですが、ご自分で作られる方もいらっしゃれば、市販されているものを購入されて使われる方もいらっしゃると思います。 塩麹と言うと、料理... -
食を考える中で、長い歴史の中で培われた膨大な実績に基づく‟薬膳”だけではいけない何か?!
昨日は黒豆という食材を取り上げて、薬膳、栄養素、腸内細菌のエサとしての見方が出来、1つの方向からではなく総合的に見るべきだと言う話しを致しました。 今日はこの部分をもう少し突っ込んでみたいと思います。 まず、薬膳については、中医学(東洋医学... -
黒豆という食材1つを取り上げても、様々な見方ができ、それぞれの繋がりを見ていってこそ、人体への影響がわかるということ!
昨日から500回のコラムを振り返りながら、食と健康について考えていますが、2024年1月2日、始めてから2回目のテーマが黒豆を取り上げていますので、今日は黒豆をベースに振り返ります。 当時ちょうどお正月のおせち料理ということで、黒豆を取り上げており... -
水溶性食物繊維のイヌリンを改めて化学的構造から見てみた!
ここまで様々な多糖類の食物繊維について見て来ましたが、今日は最後となりますが、「イヌリン」を取り上げます。 イヌリンに関しては、水溶性食物繊維に一種で、含まれる食材や腸内細菌への影響について、これまでのコラムで何回か触れてきました。 特に2... -
短鎖脂肪酸の酪酸産生に有効な食物繊維のペクチンについて!
今日は昨日の続きで、短鎖脂肪酸の酪酸を産生するのに有効な食物繊維である「ペクチン」を取り上げます。 ペクチンはりんごやバナナに含まれていますが、より多く含まれているのが柑橘系の果物になります。キンカンやザボン、柚子に多く含まれているのです... -
やっぱり私の中での健康食材といえば、「酒粕」ですね!
「食から健康を考える!」と言う大きなテーマを掲げて、2024年1月1日からコラムを書き続けて参りました。 食から健康と言っても幅広く、栄養素からであったり、その栄養素が消化吸収される人体の仕組みであったり、腸内に棲息する腸内細菌のエサであったり... -
長鎖脂肪酸でも不飽和脂肪酸のαリノレン酸は必須脂肪酸で、その含有量が多い『くるみ』は健康長寿の食材です!
ここ数日、脂肪酸についてのコラムが続いておりますが、今日は長鎖脂肪酸についてです。昨日のコラムでは長鎖脂肪酸は、炭素が多く消化吸収経路が複雑なためエネルギーとして使われにくく、かつ体に蓄積されやすいため、体には良くないとの認識だったと思... -
海藻の褐藻類に含まれる、今注目の‟フコイダン”とは何ぞや?!
今日は‟体にとって必要なものとは何か?”を食から探求するシリーズの海藻編を具体的に見て行こうと思います。 海藻と言っても種類は多々ありますが、今日は海藻類の中でもわかめ、昆布、もずく、めかぶなどの褐藻類に多く含まれるフコイダンについて見て行... -
漢方薬の即効性について、お二人の先生に聞いてみました!
昨日、イベントに参加した後、夕方からイベントで講演をされた辻典子先生と八丁堀に移動しました。私が中医学の研究科で薬膳処方を教えていただいていた辰巳洋先生と食事の席で対談していただくためです。 場所は、以前にご紹介したことのある私の行きつけ... -
<イベント>「免疫力を見える化」特別企画を開催します!
今日もイベントの告知他諸々になります。 昨日もお伝えしましたが、一般社団法人和食文化国民会議さんが主催されるイベントに参加してきます。この中で、「免疫力を見える化」(画像は今回のチラシです)と題して、特別企画を開催いたします。 特別企画に...