2024年5月– date –
- 発酵
納豆は少なくとも平安時代から人々の健康を支えてきました?!
先日から納豆の話しは、数回このコラムでご紹介してきました。納豆は栄養価が豊富で、ナットウキナーゼという酵素が身体にもたらす影響、そしてプロバイオティクスとしての働き、加えて芽胞の性質を逆手にとって納豆が作られていることなどにも触れてきま... - 腸内細菌
細菌たちの強い弱いは‟doublingtime”が左右している?
昨日は、納豆菌の持つ芽胞の性質を逆手に取って利用した納豆の話しでしたが、内容は「進化している発酵食品学」という、佐々木泰子先生編著(明治大学出版)を参考にさせていただきました。 今日は、この書籍の中でヨーグルトでの乳酸菌の共生について書か... - 腸内細菌
実は、芽胞の性質を逆手に取って利用した納豆が凄い!
幾度となくこのコラムでも触れてきました「芽胞」ですが、クロストリジウム属などの生き残りのための大事な戦略であることはすでにご承知かと思います。 その戦略とは、増殖が困難な環境下になると、殻を被り(硬い皮膜で自らを包み込む)呼吸などの代謝は... - 腸内細菌
アスリート菌と呼ばれるVeilloneraが乳酸を短鎖脂肪酸に変換していたとは?!
昨日、腸内細菌検査のレポートを書いていたのですが、今まであまり気にしていなかったVeillonera(ベイオネラ)と言う菌に目が止まりました。 どうやら、このVeilloneraと言うあまり世間では知られていないマイナーな菌ですが、アスリート菌と巷では呼ばれ... - 腸内細菌
胆汁酸の攻撃に耐えるSutterellaという腸内細菌とは?
先日のコラムで病原性大腸菌やウェルシュ菌など悪い菌のご紹介をしましたが、今日も悪い菌シリーズになります。 あまりメジャーではありませんが、腸内細菌検査をしますと、多い方で5%前後、少ない方でも1%前後は保有されているSutterella(ステレラ)... - 腸内細菌
「腸内細菌の世界へようこそ!」の第3話の撮影が終わりました!
昨日は、YouTube配信予定の動画「腸内細菌の世界へようこそ!」の第3話の撮影でした。 朝、10時に集合し、打ち合わせなどもありましたが、結局撮影が終わったのは21時半でした。2回の食事休憩はあるにせよ、ほぼぶっ通しで撮影に臨んでますので、終わった... - 腸内細菌
潜伏期間の長い病原性大腸菌には、これからの季節、気をつけましょう!
昨日は芽胞についてでした。芽胞を形成する腸内細菌のうち、クロストリジウム属の細菌はほとんどが日和見菌で身体に害がない菌が多いのですが、中にはウェルシュ菌や病原性大腸菌という悪さをする菌もおり注意が必要です。 ウェルシュ菌は体内に保有されて... - 腸内細菌
「芽胞」を形成する腸内細菌に気をつけろ!
今日は、何度かコラムで触れてきました「芽胞」についてです。 私ははじめ腸内細菌に芽胞という特殊技があると知って、腸内細菌の面白さに驚いたとともに、腸内環境はいい時はいい状態をキープしますが、悪い状態になるとどんどん悪化していく、毎日気を付... - 発酵
藁納豆に付着している芽胞を形成する納豆菌のこと
腸内細菌のクロストリジウム属について調べていたのですが、クロストリジウム属は芽胞を形成する菌です。その芽胞を今度は詳しく見て行こうと調べていると、芽胞を形成する菌で納豆菌に突き当たりました(ちなみに納豆菌はバチルス属です)。 よって、今日... - 腸内細菌
自分の腸内細菌の構成比を知った上で、「腸活」「菌活」の食生活を考えましょう!
昨日、「腸内細菌の世界へようこそ!」の第4話の台本を書き終えました。5月19日のコラムにも書いていました通り、今回は痩せ菌のプレボテラ菌を主役にしております。 「腸内細菌の世界へようこそ!」の動画には各細菌のイラストが出て参ります。 今回のプ...