帝王切開だとお母さんの腸内細菌が赤ちゃんに根付かない!?
東京滞在3日目です。昨日の晩は、わたくしと同じ国際薬膳師の方(以下、Mさん)と、打ち合わせも兼ねてワインバーで飲んでました!17時半スタートで21時半まで4時間くらいですね。私は日本酒をそれなりに飲みましたが、こうやって早朝に起きてコラムが書けるということは、五苓散のおかげ!かな!?
昨日の話題といえば、薬膳かと思いきや、Mさんは腸内細菌の先生方と色々とつながりのある方なので、もっぱら腸内細菌の話しでした。
その中で昨日のコラムのコアラの話しをしていたのですが、やはりそのことはご存じで、それを人に置き換えて話しが進みました。
画像は帝王切開のイラストです。
いきなりコアラから帝王切開?!と思われるかもですが、その前の日に、薬膳師の学校時代の昨年独立開業された助産婦さんとLINEした内容が帝王切開だったのです。
助産婦さんなのでもちろん自然分娩なのですが、最近の流行は、麻酔分娩だそうです。和痛分娩や無痛分娩ってやつですね。色々と調べていると痛くない変わりに、ちょっとリスキーなところもという感想なのですが、そのあたりは詳しく語るのはやめにして、上手くいかなかったときは帝王切開となります。
この帝王切開、お母さんの腸内細菌が根付かない、いや、根付きにくいと言われています。
具体的には、元来、赤ちゃんは「おぎゃー」と生まれるとき、産道を通りお母さんの様々な細菌を取り入れながら、生まれてきます。それが、帝王切開では産道を通ることがないわけです。
帝王切開で生まれてきた子供は、ビフィズス菌がしっかり根付いておらず、アレルギー性疾患が見られたり、免疫力も弱かったりというデータもあるようです。
もちろん、帝王切開の状況なので緊急時にはそんなこと言ってられないかもですが。
思い返してみると、私も数十年前!?に実は帝王切開で生まれてきたのですが(笑)、そういえばビフィズス菌がほとんどなく、0.3%しか保有してませんでした。年を経ると減少するビフィズス菌ですが、同年代の方と比べると数値は低かったです。元々、ビフィズス菌を受け継ぐことなく生まれてきたとも言えますね。
ちなみに昨日は、私は米麴をエサにするブラウティア菌を8.9%保持しているので日本酒を、Mさんは、アッカーマンシア菌のエサになるポリフェノールを含んだ赤ワインを飲んでおられました・・・。
まっ、腸内細菌のために日本酒を飲んでるわけではないのですが、結果的にブラウティア菌を育てたわけです、はい!(笑)
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