一石二鳥どころか一石三鳥の納豆の魅力!

昨日までのコラムで、プロバイオティクスやプレバイオティクスの話しをしてきました。

簡単に言うと、プロバイオティクスは、人体に有益な作用(健康にする)をもたらす微生物のことを指し、プレバイオティクスは、腸内細菌のエサになる食材のことでした。

この2つを合わせ持っているのが、スーパーフードと呼ばれる納豆です!

納豆と言えば、あの独特な匂いが?!と敬遠される方も多いですよね。どちらかというと、関東で食されていて関西の人はあまり食べないのかな?とも思いましたが、地域関係なく、常に食べられている食材であることは間違いありません。

この納豆には納豆菌というプロバイオティクスが大豆を発酵させる際に産出されるのと同時に、プレバイオティクスとして腸内細菌のエサになるという、一石二鳥の優れものなのです。

糖化菌の話しは以前のコラムで致しましたが、納豆菌がまさに糖化菌の一つで、私たちが食べた食物繊維やオリゴ糖を糖に分解してくれ、菌のリレーにひと役買ったり、そのものも水溶性食物繊維として腸内細菌のエサになるというわけです。

そして納豆は栄養価が高い上に、ナットウキナーゼという酵素が血栓を溶かす効果もあるようで、まさにタイトルの通り一石三鳥なのです。

ただ、納豆菌は乳酸菌と同様に、非常に強い菌でもあり、食べ過ぎるのは良くないとも言われています。個人差はありますが、通常は1日40ℊ~50g程度でしょうか。私の場合は、毎日摂取すると、3日目の朝にお腹が張るなど、少し違和感を感じることもあります。これは私以外の方も経験されている症状で、オリゴ糖の過剰摂取と同じで、自分の適量を見つけることが必要かと思います。

補足ですが、藁に包まれた納豆はスーパーではあまり見かけませんが、できるなら藁の力で自然発酵をさせる藁納豆をお勧めいたします。

食べず嫌いの方も、ご自分の身体のため、共生している腸内細菌のために、匂いを気にせず(笑)、是非ともお召し上がりください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次