そもそも陰陽学説とは何ぞや?!陰と陽の‟対立”とはどういうこと?

昨日から中医学(東洋医学)における陰陽学説について、陰陽太極図が体内時計とつながりがあるのでは?という視点で探求しています。

今日は、そもそも陰陽学説とはなんぞや?というところを詳しく見て行きたいと思います。

陰陽学説は、陰と陽の「対立・依存・消長・転化」という四つの基本的な法則に基づいていますが、今日は、1つ目の「対立」についてです。

画像は、陰陽学説という硬苦しいものとは裏腹に、可愛らしいイラストですが、まさに太陽が降りそそぐ昼と、月が煌々と輝く夜の対立です。

日が昇ると明るくなり、昼になります。日が沈むと暗くなり、夜になります。陰陽学説では、日や昼を陽、月や夜を陰としています。また、日が昇る天空を陽、日が沈む大地を陰とします。さらに、昇を陽、降を陰とします。

ここまで来ると、何となく陽と陰の区別は想像できますね。

表が陽と裏が陰ですが、表と裏は常に同時に存在しています。前は陽、後ろは陰ですが、これも同時に存在します。

このように、すべて事象は陰陽の対立する両面を持ちながら統一され、つねに動きながらバランスを保っています。こういったバランスのとれた状態を「陰平陽秘」と言います。

昨日の画像の陰陽太極図は陰と陽の移り変わりを時系列で表すことが出来、一日の時間の変化を陰陽太極図に表したり、季節の二十四節気を表したりします。これについては、後日体内時計と合わせて説明できるかと思います。

ちなみに、男女も陰と陽が存在します。どちらが陰でどちらが陽かおわかりになりますか?

答えは、男が陽で、女が陰です。こう話すと女性に叱られそうですが、男性は活発に外で動いているのに対し、女性は家で静かに家庭を守るところから来ているという説はあります。(動が陽で静が陰のため)

しかし、現代ではどうでしょうか?必ずしもそうでなく、家庭内では陰と陽が逆転しているケースも多々ありそうですね!?

あくまでも、陰陽学説に則ったお話しでした!

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