ビタミンやミネラルを豊富に含む‟ほうれん草”の抗炎症作用が慢性炎症を防ぐ!

慢性炎症を防ぐ、抗炎症作用のある食材を取り上げていますが、緑黄色野菜の中でも今日は葉野菜のほうれん草を取り上げます。

ここ最近寒くなって参りましたので、昨日の晩はお鍋だったのですが、しっかりほうれん草は入れておきました。

葉野菜の中でも、ほうれん草には様々な栄養素が豊富に含まれているのですが、まずは抗酸化特性や炎症を抑える‟フラボノイド”を多く含みます。フラボノイドは天然化合物でほうれん草には、100g当たり82~224mgの含有量があります。

また、炎症作用を促すサイトカイン分子を抑制するビタミンEを多く含みます。

抗酸化物質のカロテノイドや、免疫力を上げるビタミンCを含むなど、ほうれん草にはビタミンやミネラルが豊富でまさに慢性炎症を防ぎ、抗炎症作用のある食材ということになります。

そして、ほうれん草と言えば、鉄分とよく言われます。ただし、気をつけないといけないのですが、ほうれん草に含まれる鉄分は非ヘム鉄で、鉄分子が剥き出しのため吸収される際阻害されやすく吸収率が悪いのです。

動物性食品に含まれるヘム鉄はタンパク質が被っているため阻害されにくいため吸収率は高くなります。

そもそも動物性食品、中でも鶏肉の鉄分の含有量は多く、ほうれん草の5倍と言われていますが、吸収率も高いのであれば尚更ですね。貧血気味の方は、ほうれん草ではなく鶏肉が効果的と言えます。

明日は、ほうれん草を中医学(東洋医学)の視点で見ていきます。鉄分がキーワードになりそうです。

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