具体的な酪酸菌はどのような菌で、いったい自分にはどれくらい棲みついているのか?

糖化菌から短鎖脂肪酸までの菌のリレーを見てきましたが、その最終章である酪酸菌について今日は見ていきましょう。

酪酸菌は酪酸を産生する上でなくてはならない菌たちですが、果たしてその酪酸菌が体内に棲んでいるかどうかが重要になります。また、いたとしてもどのくらいの割合でいるか?その絶対量は?と言うことになります。

私たちが検査している検査キットでは36種類の腸内細菌構成比が分析結果として出てきますが、数えてみると、36種類のうち8種類が酪酸菌に分類されるものになります。

具体的には、メジャーなFaecalibacteriumやRoseburia、Clostridium、Blautia、Coprococcusなどはその構成比は多くなっています。構成比としては少ないもので言うと、Butyricicoccus、Butyricimonas、Anaerostipesも含まれます。

私たちが検査した中で、酪酸菌のFaecalibacteriumやRoseburiaが全くなかった人もいらっしゃいます。しかし、Clostridium、Blautia、Coprococcusなどで9%くらいは所有していらっしゃるので、Blautia(ブラウティア菌)などを増やすエサ(麹など)を摂取し、徐々に構成比を変えていけばいいかと思います。

酪酸菌以外の菌も含め、まずは自分の腸内細菌構成をしっかり把握した上で、理想の構成比を形作っていく!というのが、正しい腸活であると考えます。

画像は、酪酸の化学式です。

ご自分の腸内細菌構成比を調べてみたい方は以下にご連絡ください!↓

contact@proxpro.co.jp

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