昨年PV数の多かったテーマの第3位は、「輪島の蒔絵師、島田怜奈さんのこと・・・・そして、能登地方の一日も早い復興を願います!」でした!

今日も、昨年1年間で興味を持ってもらった(ページビュー数の多い)テーマのランキング発表になります。いよいよベスト3になりますが、第3位は「輪島の蒔絵師、島田怜奈さんのこと・・・・そして、能登地方の一日も早い復興を願います!」です。

ちょうど1年前の元旦に、能登地方に大きな地震と津波が襲いました。能登半島の先端は輪島という町で、昔から輪島塗で日本の伝統文化を培ってきた場所でもあります。

その地で、蒔絵師の島田怜奈さんが今回の震災で犠牲になられました。詳しくは10月1日のコラムをご覧いただきたいのですが、あのコラムを書いた日から3か月以上経過していますが、まだまだ能登は復興には程遠い状況にあります。

1日も早い街の復興を願うとともに、伝統文化である輪島塗もまた多くの方を楽しませていただけるよう、本格的な復活を願っています。

画像はお屠蘇の器ですが輪島塗です。いかにも重厚な塗りが感じられる一品です。(*このお屠蘇の器は島田怜奈さんの作品ではございません)

お屠蘇は無病息災や長寿を願ってお正月に飲む祝酒のことですが、現代では日本酒が代用されますが、実際のお屠蘇は、漢方薬の生薬<屠蘇散(山椒、桔梗、肉桂、防風、陳皮、細辛、白朮など)>を漬け込んだお酒です。

屠蘇の屠る(ほふる)は邪気を払い、蘇るは魂を目覚めさせるの意味があります。

漢方薬の話題となりましたが、今日のテーマの背景となるものは、‟衝撃的なニュース”と言うことになるのでしょうか。

ちなみに、10月1日画像の島田怜奈さんの作品の器ですが、未だ私の手元にあります。このコラムの読者の方からご連絡をいただきましたが、輪島塗の関係の方にご連絡差し上げましたが、上手く連絡が取れませんでした。個人情報保護などのこともあり、難しいのかなと思います。

この器は私の方で大切にしたいと思います。

改めて、島田怜奈さんのご冥福をお祈りいたします。

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