果物から食物繊維のペクチンを摂りましょう!

今日からは、食物繊維をもっと掘り下げるシリーズです!?

今日は、食物繊維のペクチンを取り上げます。ペクチンはりんごやみかん、苺などの果物に多く含まれています。腸内細菌のエサになり、有害物質を排出する作用があります。

また、ジャムなどの加工食品をつくるときの添加物にも使われています。

D-ガラツクロン酸により構成されいて、非デンプン性多糖に分類されています。

水溶性のものと不溶性のものの2種類あり、不溶性のペクチンは、植物の構造をつくる成分で細胞壁にセルロースを包む層として存在します。

また、水溶性のペクチンは、細胞と細胞の間の結合物質で果実の果皮などに多く含まれています。

ペクチンの効果としては、コレステロール値を下げたり、血糖値の上昇をおさえたり、便秘下痢を解消すると言われています。)

薬膳で言うと、柑橘系のものや、果実の果皮(陳皮)は理気類に該当し、気の巡りを良くする食材です。この気と言う考え方は中医学(東洋医学)特有のものですが、成分としてのペクチンがこの気の巡りに関わっているのかも知れないですね。

食物繊維からは少し離れましたが、腸内細菌のエサであることは間違いありませんので、りんごや柑橘系の果物を務めて摂取するのはいいと思います。

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