水溶性食物繊維のグルコマンナンを含むこんにゃくが、実は不溶性食物繊維だったとは!?
食物繊維をもっと掘り下げるシリーズです!?今日は第2弾で、グルコマンナンです。
栄養学の本を見ると、こんにゃくに豊富な食物繊維と記載があります。それも、水溶性食物繊維の代表選手のような扱いです。
でも、ここで注意が必要なのです!グルコマンナン自体は紛れもなく、水溶性食物繊維なのですが、こんにゃくの製造過程で、こんにゃくを凝固させるために用いる水酸化カルシウムが水溶性食物繊維のグルコマンナンを不溶性にしてしまうというのです。
某こんにゃくを取り扱うメーカーのホームページに詳しく掲載されているのですが、そのメーカーのこんにゃくを材料にした製品は水溶性食物繊維だと謳っています。特別な加工を施していると。
なぜ、水酸化カルシウムが不溶性に変化させるかは、化学的な根拠は書かれているのですが、それは割愛させていただきます。
ただ、グルコマンナンが含まれているこんにゃくが、水溶性食物繊維であると言う短絡的な解釈は危険だと言うことは確かなようですね。
腸内細菌のエサになると思って必死で食べていても、不溶性なのでそこまで効果がなかったと言うことになりますからね。
腸内細菌を育てていくのは、ほんと大変ですね!?(笑)
*画像は今日もこんにゃくです、最近、こんにゃくの画像を使うことが多いです。食物繊維が豊富なのは間違いありませんが・・・。関西風おでんの画像でした。
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