水溶性食物繊維の中で発酵性食物繊維でもある、腸内細菌が最も喜ぶ食材とは?

食物繊維は‟水溶性食物繊維”と‟不溶性食物繊維”に分けられ、それぞれが、腸内細菌により分解される‟発酵性食物繊維”とダイレクトには分解されない‟非発酵性食物繊維”に分けられるのですが、要するに4つのパターンがあると言うことになりますね。

昨日のコラムで触れました難消化性でんぷんやアラビノキシランは、不溶性食物繊維でありながら、発酵性食物繊維である食物繊維ということになります。

今日は‟水溶性食物繊維”で‟発酵性食物繊維”である、腸内細菌にとっては一番ありがたい食物繊維を取り上げます。

2025年4月のコラムは多くを食物繊維について触れてきましたが、具体的に今日あげる食物繊維も過去に詳しく記載しておりますので、またご覧いただければと思います。

水溶性食物繊維で発酵性食物繊維なものは、グルコマンナン、イヌリン、ペクチン、グァーガム(分解物のPHGG含む)、難消化性デキストリン、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖などが上げられます。

グルコマンナンはこんにゃくに含まれ、イヌリンは菊芋やにんにく、ごぼう、玉ねぎ、でした。ペクチンは柑橘系の果物やりんご、バナナ、いちご、そして野菜ではキャベツや大根です。グァーガムはグァー豆、フラクトオリゴ糖やガラクトオリゴ糖はにんにく、玉ねぎ、ごぼう、バナナなどです。

難消化性デキストリンはとうもろこしのでんぷんを利用して化学合成され、食物繊維不足の補完として注目を集めている食物繊維でした。

これらから、一言で食物繊維を摂取すべき!と言っても、水溶性食物繊維でかつ発酵性食物繊維を摂取するのが、一番効果的ですから、上記の食材を常に頭にいれておくと良いのかなと思います。

画像はにんにくですが、イヌリンやフラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖に多く含まれていまから、臭いさえ気にしなければ、積極的に摂りたい食材ですね!

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