自分に必要なヨーグルトはどう選んだらいいのか???
昨日までの数日にわたって、bifidobacterium(ビフィズス菌)について見てきました。
今日は、具体的に種レベルの bifidobacterium(ビフィズス菌)が、どのヨーグルトに含まれていて、どのような効能があるのかを見ていきたいと思います。
参考にさせていただくのは、「腸内環境を自力で整える方法」(画像)の中のヨーグルトに関する記述を一部抜粋させていただきます。著者である辨野義己先生は、私が発酵食大学院で腸内細菌を教えていただいた近畿大学の栗原先生から、辨野先生の著書を推薦いただき、知るようになりました。
辨野先生は、私が以前のコラムでも書きました光岡知足先生のお弟子さんで、培養で腸内細菌を調べているときに、誤って大便を口に入れてしまったという先生です(笑)
どうもこのエピソードが頭を離れないのです!?自分がそうなったときの想像をしてしまうんですよね!?
では、本題なのですが、昨日の種レベルの bifidobacteriumで見ると、まず、Bifidobacterium longum(ビフィドバクテリウム ロンガム)はヨーグルトではメジャーな菌です。BB536株は森永ビヒダスプレーンヨーグルトBB536に含まれ便秘解消の効果ありです。免疫力を上げる効果、花粉症対策にも。コレステロールを下げ、大腸がん予防も期待できるようです。
Bifidobacterium bifidum(ビフィドバクテリウム ブレーベ)はヤクルトのミルミルに含まれていて、便秘解消、肌荒れの解消、潰瘍性大腸炎の予防のも効果ありです。
Bifidobacterium bifidum(ビフィドバクテリウム ビフィダム)は同じくヤクルトのBF-1株に含まれ、胃がんの予防効果ありです。
昨日、種レベルであげた菌株ばかりをいくつかご紹介しましたが、その他詳しくは、ご紹介しました辨野先生の「腸内環境を自力で整える方法」をご覧ください。
各メーカーさんのHPには、どのヨーグルトにどのような菌株が使われ、どのような効果があるかが掲載されています。すべては確認していませんが、グリコのBifixは詳しい説明がありました。
メーカーのHPもチェックいただくといいかもしれませんね。
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