難消化性オリゴ糖を語る上で、オリゴ糖について改めてまとめてみました!

今日は「難消化性オリゴ糖」についてです。一昨日の難消化でんぷんから昨日の難消化デキストリンと、順を追って見てきましたが、分子量がより小さくなったものが難消化性オリゴ糖となります。

では、改めてなのですが、オリゴ糖について少し触れていきます。オリゴ糖は単糖が2個~9個結びついたもので、2個結びついたものを消化性オリゴ糖、3個~9個のものを難消化性オリゴ糖と区分しています。

この2個結びついたものをオリゴ糖としない説もございますが、ここでは消化性オリゴ糖としておきます。消化性オリゴ糖、すなわち二糖類と呼ばれるものには、砂糖の主成分であるスクロース(ショ糖)や牛乳に含まれるラクトース(乳糖)などがあります。

これら消化性オリゴ糖は、消化酵素により分解されエネルギーとなります。

今日の本題の難消化性オリゴ糖は、単糖が3個~9個結びついた、消化酵素では分解できないオリゴ糖ということになります。

この難消化性オリゴ糖は、ここまでのコラムで見てきましたが、腸内細菌の菌の代謝リレーの中で、最終的には短鎖脂肪酸やビタミンを形成するためのエサになるのです。

私自身もオリゴ糖を紅茶などに入れたり、ヨーグルトと一緒に食べたりと食物繊維不足を補う意味でも、摂取するようにしていますが、私は便通はいい方ですので、オリゴ糖を摂取し過ぎると便が緩くなる傾向があります。

便秘気味の方は、1日大さじスプーン3杯程度で便秘が改善したと言う話しも聞いています(ちなみに、私は1杯でギリギリラインですが)。

よって、オリゴ糖を摂取する際も、お腹の調子はもちろん、本来なら腸内細菌叢の状態を見極めて判断していくのが理想だと思います。

明日は、代表的な6種類の難消化性オリゴ糖をご紹介いたします!

画像は、単糖類、二糖類、多糖類のものをキャラクターにしたイラストです。

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