食事は食べるタイミングが重要!‟時間栄養学”っていったい何ですか?
今日は12月1日、いよいよ師走で慌ただしくなって参りました。今年の1月1日に書き始めたコラムも11か月間、毎日休むことなく書き綴ってきました。
ここまでの内容としては、人が栄養として消化吸収する栄養素のこと、その栄養素は消化酵素により分解吸収すること、人が消化吸収することが出来なかったものを腸内細菌がエサとして発酵代謝すること、また漢方薬の生薬や薬膳の視点からも食を捉え、生薬と腸内細菌との関連性にまで触れてきました。
上記で示したことが、すべて繋がっているというのも、私自身がこのコラムを書き進めていくうちに気づいたことでもあります。
そして、今日から少し書こうと思っていますのが、「時間栄養学」についてです。
今までは食事をその栄養素や食べる量、どのように加工して食べるか等の視点で見てきました。もう一つ重要なのがいつ食べるか?です。
食事を食べるタイミングにより、栄養の摂取や身体への影響が異なることが明らかになっており、時間栄養学として注目されているのです。
これは、腸内に棲息する腸内細菌も多大な影響を受けており、血糖値はもちろんのこと、様々な疾病にも関連しているのです。
中医学(東洋医学)の概念でも陰と陽の視点から、この時間軸を大切にしていることは明らかです。陰陽太極図と言われるものですね。
明日から、時間栄養学について触れていこうと思います。
*画像は時間栄養学を講義している女性のイラストです。ちょっとアバウトすぎてわかりずらいですね!?(笑)
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