高麗人参に含まれるジンセノサイドと言う成分が、どうやら腸内細菌のエサになり代謝物が生み出されているようです

今日の画像は、高麗人参(オタネニンジン)の実です。

よって、今日も高麗人参についてですが、今日は高麗人参の成分や腸内細菌との関連性について触れていきたいと思います。

高麗人参の成分としては、ジンセノサイド(Ginsenoside、ギンセノシド)なのですが、これは高麗人参特有のサポニンになります。

*サポニンとは、植物の根、葉、茎などに広く含まれている配糖体の一種で苦みやエグみなどの元となるものです。

ジンセノサイドについて、研究機関による分析結果では、基本骨格のサポゲニンに糖が結合した構造を持ち、現在では約40種類の類縁化合物が発見されているようです。

配糖体と言うと腸内細菌のエサというイメージがするのですが、配糖体では人は消化吸収できませんので、腸内細菌がコンパウンドKという形に変化させることで、有効成分として吸収されます。

となると、その腸内細菌を持ち合わせていないと高麗人参の恩恵にはあずかれないと言うことになりますね。実際のところ日本人の70%は高麗人参が有効に働いていないと言うデータもあるようです。

では、どの腸内細菌がいればしっかりと代謝してくれるのでしょうか?

色々と調べているとビフィズス菌らしいことが書かれていたり、乳酸菌などもOKということであったり、明らかなデータがまだ読み出せていません。

ただ、ビフィズス菌が高麗人参を代謝させるとの論文はございました。

仮に腸まで届くビフィズス菌ヨーグルトを高麗人参と同じタイミングで摂取した場合、高麗人参の効き目が高まるとなれば、高麗人参はヨーグルトの摂取時に有効に働くと判断はできますね。

私自身はビフィズス菌の占有率が0.3%ほどですので、腸まで届くヨーグルトを摂取して高麗人参に期待するのがいいのかもしれないです。実際に試してみる価値はありそうですね。

明日は、別の方法で効率的に高麗人参を摂取する方法があるのですが、そちらをご紹介したいと思います。

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