2024年– date –
- 薬膳
<腸内細菌>腸内マイクロバイオームと中医学に基づく漢方・薬膳は実は食でつながっていた!
腸内細菌叢(腸内マイクロバイオーム)が年齢によってどう変化していくかを、数回にわたってお伝えしていますが、今日は③幼児期から学童期と④成人期について、見てみたいと思います。 幼児期から学童期においては、離乳期よりさらに菌の多様性が増すととも... - 腸内細菌
<腸内細菌>離乳食の時期に口腔や消化器官も成長進化しますが、腸内マイクロバイオームも大きく変化しています!
腸内細菌叢(腸内マイクロバイオーム)が年齢によって、どう変化していくかの2つ目、今日は②の離乳食期のお子さんについてです。 生まれてから、お母さんのおっぱいやミルクにより育てられてきた時期を経て、大人と同じものを食べさせるまでの準備期間とも... - 腸内細菌
<腸内細菌>赤ちゃんは腸内細菌の定着を考えると、やっぱり母乳で育てるのが一番なのね!
腸内細菌叢(腸内マイクロバイオーム)が年齢を重ねるに従い、どう変化していくかが昨日のお話しでした。 改めてその5つの時期を見てみると、 ①出生時、②離乳食の摂取時期、③幼年期から学童期、④成人期、⑤100歳を超える長寿期 と分けられます。 昨日は、①... - 腸内細菌
<腸内細菌>腸内マイクロバイオームが大きく変化する生涯における5つの時期とは?
腸内細菌を深く掘り下げて行ってますが、今日は年齢を重ねるに従い、腸内細菌叢(腸内マイクロバイオーム)がどう変化していくのかというお話しです。画像は女性の年齢が経つにつれてのイラストですが、今回ピックアップする年齢基準とは異なっています。... - 腸内細菌
<腸内細菌>腸内マイクロバイオームの5つの存在意義とは?
腸内細菌についてここまで細かく見てきましたが、いったん、まとめてみたいと思います。 参考文献は『実験医学<増刊号>マイクロバイオームと医療応用』です。 この中で、腸内細菌叢(腸内マイクロバイオーム)の存在意義として5つにまとめられています。... - 腸内細菌
<腸内細菌>腸内細菌が産生する水溶性代謝物以外のものとは?
ちょっと今日は、腸内細菌に関する最新の研究に基づくものですので、内容が難しくなります。私も理解するのにいくつかの文献を見比べて書いていますが、説明が不十分になるかも知れません、その点はご容赦ください。 これまでの腸内細菌叢がもらたす代謝物... - 腸内細菌
<腸内細菌>人の心を操るセロトニンは腸内細菌が生み出していたとは!?
今日は腸内細菌が生み出す代謝物について、昨日触れた、短鎖脂肪酸や補酵素(ビタミンB群やビタミンKなど)以外のものを上げてみたいと思います。 セロトニンという言葉を聞かれたことはありますか?幸せホルモンとも呼ばれ、分泌されることにより幸せを感... - 腸内細菌
<腸内細菌>人の腸内に棲む腸内細菌たちが‟隠れた臓器”と言われるわけ
今日も昨日に引き続き腸内細菌の話しになります。この腸内細菌が腸内にお花畑のように広がっている様をよく、「腸内フローラ」と呼びますが、これは医学的な呼称ではありません。 腸内細菌の集まりは、腸内細菌叢もしくは腸内マイクロバイオーム(マイクロ... - 腸内細菌
<腸内細菌>健康でいるためには、人の腸管に棲む真正細菌の種類、構成比そして菌数がとても大事になります!
昨日までは、漢方薬の生薬について効能や成分から腸内細菌との関係性までを紐解いてきました。 この生薬と腸内細菌の関係性については、様々な研究者が研究しており、生薬ごとに科学的見地で解明されている分野であります。 今後もこの関係性については深... - 腸内細菌
<便秘治療薬>生薬の「大黄」が持つ配糖体を代謝するビフィズス菌がいるかいないかが、効く効かないを左右している!
便秘治療に用いられる生薬の大黄(画像)についての昨日のコラムの続きになります。 今日は、その成分と腸内細菌との関係性について触れていきたいと思います。 まず、成分としては配糖体のセンノシドが含まれています。配糖体と言えばグリコシドとも言い...