2025年6月– date –
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肝臓の腫瘍マーカー、AFP(α-フェトプロテイン)とPIVKA-IIについて
昨日のコラムで免疫チェックポイント阻害剤(テセントリク)と血管新生阻害剤(アバスチン)の1回の投与で、肝臓の腫瘍マーカーAFP(α-フェトプロテイン)が3分の1に減少したとお伝えしました。 今日はその具体的な数値とともに、他の血液検査の数値も検... -
1回目の免疫チェックポイント阻害剤の投与で、驚くべき結果が・・・
以前のコラムで私の母が肝細胞癌で、免疫チェックポイント阻害剤を投与しているところまでをお伝えしていました。 今日のコラムではその経緯と一昨日の血液検査等についてお伝えしたいと思います。 ここまでの経緯を簡単におさらいすると、私の母は数十年... -
人間もドジョウのように腸呼吸できる可能性はあるのですが・・・
‟腸呼吸”について、昨日はドジョウを例にして腸呼吸と言うものが何かを捉えました。そこで今日は人に対しても人為的に腸に酸素を送りこめば、取り込んでくれるのかどうかを検証したいと思います。 まずは昨日のドジョウについて見ると、ドジョウは毛細血管... -
‟腸呼吸”っていったい何ですか?
おならの7割は空気説を検証していますが、今日は仮に腸に紛れ込んだ空気、正確には酸素はいったいどこに行くのだろう?ということを検証したいと思います。 ここまでの前提として、大腸には腸内細菌の9割が棲息し、そのほとんどが嫌気性で酸素があると生き... -
おならの7割は空気説を検証してみる・・・
ここ数日、‟いいおなら”について見ていますが、今日はおならの7割は空気説を改めて検証したいと思います。 そもそも臭くないおならの成分は、窒素、二酸化炭素、酸素、水素、メタンと言われています。それぞれの構成比は、その人のその時の状態によります... -
臭くないおならの原因を追究してみる!?
今日のコラムは昨日の続きになります。画像は今日は犬のイラストにしました。でも、内容は人のおならの話しになります。 昨日のコラムは、おならの7割は口から吸い込んだ空気が排出されているという説を疑問視する内容でした。もし仮にそうであるなら、食... -
腸内環境がいい時に出ると言われる臭くない‟おなら”について考えてみた
今日の画像は、いきなりの猫のおならのイラストです。ただ、コラムの話しは、猫ではなく人のおならについてになります。 腸内細菌とおならについては、私も以前から非常に疑問に思うところがありました。今日はそのあたりも含め、突っ込んでいきたいと思い... -
「はたらく細胞」実写版はこんな作品でした!(ちょっとネタバレあり、笑)
ここしばらく、‟免疫”について追いかけてきましたが、今日はちょっとブレイクタイムと言うことで、その免疫のしくみを映画化した作品「はたらく細胞」について触れていこうと思います。 「はたらく細胞」はアニメで人気を博し、昨年2024年12月に映画化され... -
免疫チェックポイント阻害剤の奏効率を高めるためには、腸内細菌が重要になります!
今日は腸内細菌と免疫チェックポイント阻害剤の関係性について、少し整理してみたいと思います。 両者に共通するキーワードは‟免疫”ですね。腸内細菌は腸内に棲息し、免疫機能の維持に多方面から関わっています。 腸管免疫と言われますが、免疫細胞の7割は... -
腸内細菌叢と免疫チェックポイント阻害剤について・・・
ここ数日、肝細胞癌に対する免疫チェックポイント阻害剤のテセントリクと血管新生阻害剤のアバスチンについて、私の母の症例をもとにお話しさせていただいています。 数日前にもお話ししましたが、私の母は昨年8月に大腸がんの腹腔鏡手術を行い、ステージ...