<漢方薬>生薬が土壌に含まれる栄養素や土壌菌に影響を受け、それが腸内細菌と結びついているって!?

今日も三七人参の続きなのですが、今日は、昨日の訂正から入ろうかなと思います。

昨日のコラムで三七人参は高麗人参よりサポニンの量が2倍から4倍で主根の大きい方が豊富に含まれていると表現していました。

もちろん、大きい方がサポニンの量が多く含まれている可能性はあり、その可能性から価格も高いものが多いのですが、実は、三七人参が育った土壌が肥えているかどうか、たっぷり栄養素を含んでいたかどうかに関わって参ります。

もっと正確に言うと、土壌にも土壌菌なる多くの微生物が存在していますが、その微生物(細菌類)にも大きく影響を受けます。

三七人参を採取した後の土壌は、雑草も生えないくらい栄養分や微生物は存在しないと言われています。おそらく高麗人参も多くの栄養分や微生物を採取するのでしょう。しかし、三七人参は残すところなく吸収してしまうのです。

それが、サポニンの含有量の差に表れるということです。

こう見てくると、植物が生育した土壌がキーポイントになっていることがわかりますね。

土壌に存在する土壌菌は、人の腸内の腸内細菌に酷似しているところがあります。また、元々は土壌菌が腸内細菌の一部を形成しているとも言われています。

子供が土をいじって真っ黒になって遊ぶことにもちゃんと意味があると言うことなのでしょう。もちろん土壌菌にも悪い菌はいますが・・・(そこは人が元来持つ免疫力のあるなしと関わる話しになりますので割愛します)。

漢方薬の生薬が、土壌に含まれるビタミンやミネラル以外に土壌菌をも吸収している塊根が多く使われていることと、何か関係がありそうです。

漢方薬の生薬が腸内細菌と密接につながっていることが見えてきました。明日は、このあたりを一度整理してみたいと思います。

画像は、肥沃な大地を写したものですが、何のことだかよくわからないですね!?(笑)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次