急激に血糖値が上がり、また正常値に戻る‟血糖値スパイク”を防ぐには?
昨日までのコラムで、同じものを食べた場合、朝や昼よりも夕食時の方が血糖値が上がりやすいことを伝えてきました。
そして画像のように飲食をすると血糖値は上がりますが、その上がり方の緩急により身体に及ぼす影響が異なることも指摘されています。
例えば、野菜を先に食べると血糖値の上がり方が穏やかになると言われていますね。私もなんとなく野菜を先に口にしていますが、あまり変わらないという説もありますので、そのあたりは確かな情報ではありません。
この血糖値が上がる時、急激に短時間で上昇し、また正常値に戻ることを‟血糖値スパイク”と言います。
ちなみに、画像も血糖値スパイクをグラフで示していますが、夕食時の方が血糖値は高くなりますので、グラフの表記は見間違いやすいです(どこが夕食時かは記載されていませんが、通常は右端が夕食時と見れますので、この右端が一番高い数値を示すはずです)。血糖値の変化のだいたいのイメージとして捉えていただければと思います。
この血糖値スパイクが高い数値で頻繁に起こると、血管系に影響し、動脈硬化などを引き起こす可能性が高まります。
柴田重信先生がこの実験をされていますが、先生は高濃度のカテキン茶を夕食時に摂取すれば、抑えられるとおっしゃっています。
朝食時よりも夕食時の摂取が効果的との実験結果も出ているとのこと。これは、朝はそもそも血糖値が上がりにくいため、カテキンの効果も限定的であると言うことです。
血糖値が気になる方は、夕食時にカテキン茶をお試しください!
コメント