<陰陽学説>季節(二十四節気)は常に陰陽の消長の繰り返しと捉えています!
今日も昨日に引き続き、陰陽学説の陰と陽の基本的な法則の3つ目、‟消長”についてです。
陰陽の対立と依存の関係は、静止の状態にとどまらず、常に消長し変動しながらバランスを保っています。
画像の陰陽太極図は二十四節気を、陰陽太極図に当てはめたものです。これを見ると1年の陰陽の変化がわかります。
冬至を過ぎたあたりから、少しずつ陽が増し、春分のころになると陽が成長しているのがわかります。そして夏至には陽が最も旺盛な時期になり、昼の時間が長い日になり、同時に陰が動き出します。秋には陰が成長し、最も夜が長い冬至に戻ります。
そしてまた再び同じサイクルで‟陰消陽長”からスタートしていきます。
一日の変化においても、この陰陽太極図に当てはめることが出来、昼が最も陽が成長するタイミングで陰陽を消長しながら循環を繰り返すのです。
陰陽学説では、これらの変化を陰陽の消長と平衡として捉えています。
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