‟霞ヶ浦サブレー”は腸内細菌にとっては一石二鳥の商品です!

昨日のコラムは、先日のイベントでの東京医科大学、永田尚義先生の講演内容の一部をご紹介しましたが、今日は免疫学がご専門の辻典子先生の講演内容の一部をご紹介します。

免疫と腸内細菌は密接な関係であることは、これまでのコラムで再三にわたりお伝えして参りましたが、辻典子先生が講演中にご紹介され、会場の皆さまにも配られたサブレについて、今日は私の方からご紹介したいと思います。

画像にもあります、商品名が「霞ヶ浦サブレー」のお話しです。

このサブレは、2024年7月に東京ビッグサイトで行われた十文字学園女子大学の展示ブースで試作品が来場者の方に配られ、後に商品化されたものです。

茨城県の菓子製造の久月さんと十文字学園女子大学との共同開発により誕生したものです。

一見、普通のサブレに見えますが、実はこれ乳酸菌が入っておりまして、サブレに含まれるレンコンパウダーと合わせることで、腸内の腸内細菌にとっては、それはもうこの上ない代物になるのでございます。

プロバイオティクスとプレバイオティクスという言葉は聞かれたことがあるかと思いますが、まさにサブレに含まれる乳酸菌がプロバイオティクスの働きをし、同じく食物繊維たっぷりなレンコンパウダーが腸内細菌のエサになりプレバイオティクスの働きをします。

この両者が同時に働くことをシンバイオティクスと言いますが、要するに一石二鳥の商品であるわけです。

味覚はと申しますと、レンコンの独特の風味は感じず美味しく召し上がれるサブレなのが、久月さんの凄いところなのかも知れません。

今後このように民間と研究機関が共同開発する機会は増えていくかと思います。

私たちも健康な身体と健全な腸内細菌叢を形生するために、色々と情報をキャッチし参画していきたいと思います。

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