海藻の褐藻類に含まれる、今注目の‟フコイダン”とは何ぞや?!
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今日は‟体にとって必要なものとは何か?”を食から探求するシリーズの海藻編を具体的に見て行こうと思います。
海藻と言っても種類は多々ありますが、今日は海藻類の中でもわかめ、昆布、もずく、めかぶなどの褐藻類に多く含まれるフコイダンについて見て行こうと思います。
フコイダンは、まさに体にとって必要なものの一つで、近年注目を浴びている成分になります。
わかめやもずくなどの滑り成分がフコイダンなのですが、フコースやガラクトース、グルクロン酸などの糖類と、硫酸基とが連結した分子構造の硫酸化多糖になります。
ただ、フコイダンの化学構造をしていても褐藻類によって分子量や化学構造が異なるため、機能性が異なると言われています。
例えば、昆布由来、もずく由来、めかぶ由来と言うように同じフコイダンでもその効能が違って参ります。これについては、明日詳しく書きたいと思います。
褐藻類に多く含まれるフコイダンですが、中でも画像のもずくに一番たくさんのフコイダンが含まれていて、乾燥重量で250ℊ/kgで全体の1/4がフコイダンが含有されています。
ちなみにフコイダンの含有量で言うと、わかめは15g/kg、めかぶ100g/kgですから、いかに‟もずく”が多いかがわかります。
もずくに関しては2024年1月3日のコラムで書いておりますが、私自身も務めてもずくを食べるようにしております。お酢も適度に摂取するといいものですので、もずく酢は最高の一品となります。
ちなみに私は、三杯酢よりも黒酢のものを食べています。特に冬は薬膳的に黒の食材がいいですからね!
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