ビフィズス菌のビフィダム種G9-1を含む、ビオフェルミンとは?

‟生きたまま腸まで届くビフィズス菌”シリーズですが、今日からは昨日までのラクティス種に変わり、ビフィダム種を取り上げます。

ラクティス種が胃酸に一番強く、生きたまま腸まで届く確率が高いため、最初に取り上げましたが、一般的にはビフィダム種がビフィズス菌種では代表的な細菌となります。

今回、2種類のビフィダム種を取り上げますが、今日はG9-1株(学術名Bifidobacterium bifidum G9-1)についてです。

このG9-1株の特徴は、他の種株に比べ、腸内への定着性が優れているという点が上げられます。定着性が高いがゆえに悪玉菌の増殖を継続的に抑えるということに優れています。

効能としては、花粉症の抑制や中性脂肪やコレステロール値の低下が確かめられてはいます。

G9-1株を使ったヨーグルトは販売されておらず、ビオフェルミン製薬製造の「新ビオフェルミンS錠」(画像)に含まれております。

ビオフェルミン製薬は、「乳酸菌のくすりで、おなかの健康を守り、すべての人が健やかに暮らせる社会に貢献する」ことを社是としており、長年にわたって多くの方の健康に寄与してきたことは、皆さまも承知のことかと思います。

私も何度かビオフェルミンを飲用したことがありました。なんとなくですが、その時の印象ですがお腹にやさしいイメージがあったように思います。

「新ビオフェルミンS錠」に含まれるG9-1株の研究成果としましては、次の2点が上げられています。

  • Bifidobacterium bifidum G9-1(ビフィズス菌G9-1)により、「便の水分率」「便の硬さ」など便秘症状が改善されました。
  • ビフィズス菌G9-1を摂取によりセロトニンの増加など、神経伝達物質の調整を介した、腸の運動が促進される一連のメカニズムを明らかにしました。​

便の水分量調整と腸の蠕動運動活性ですから、まさに便秘に効くお薬(整腸剤)ですね。

もちろん個人差はありますが、便秘の方は、試してみるのもいいかもです。

明日は、もう一つのビフィダム種を取り上げます。

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