ビフィズス菌N708株と麴菌が免疫細胞機能にいい影響を与えていることについて!

今日のコラムは‟生きたまま腸まで届くビフィズス菌”シリーズから少し離れて、昨日出て参りました、インターロイキン10(IL-10)とインターロイキン12(IL-12 )について見て行きたいと思います。

このIL-10とIL-12 については以前、八海醸造さん製造の麹甘酒に含まれる麹菌体がIL-10とIL-12を産出することが、マウスの実験で明らかになったとする研究結果をご紹介したことがございました。

八海醸造さんの研究結果に基づくプレスリリースでは、これら麴菌体がIL-10とIL-12の産生することにより、少なくとも麹甘酒が直接的に免疫細胞機能に影響をあたえる可能性を示したとあります。

昨日のコラムでも触れましたが、IL-10は炎症性サイトカインを抑制し免疫作用の鎮静化(抗炎症)を担うサイトカインであり、IL-12は体内に侵入してきたウイルスや細菌に対する細胞性免疫を担うTh1 細胞の分化などを行い、炎症反応に関与しているサイトカインであることから、その全体バランスを保ちつつ(自己免疫の暴走をしないように)、免疫細胞機能にいい影響を与えているサイトカインと言えます。

*サイトカインとは改めて、主に免疫系細胞から分泌されるタンパク質の総称で、極めて微量で生理作用を示すもの

昨日のコラムを書きながら、ビフィズス菌N708株と麹菌(黄麹菌)とが、非常によく似た効果をもたらすことに気づきました。

以前にご紹介した麹の華(麹菌飲料)の白麹菌については、IL-10とIL-12の産出があるのかどうかはわかりませんが、癌細胞が元来、慢性炎症の結果現れる疾患とすれば、白麴菌がIL-10やIL-12を産み出していても不思議ではないのかなと思います。

このあたりは、薬機法の関係もあり、白麴菌が癌に効くとは言えませんが、何らかの影響を及ぼしていることは否定できないのではと思ってはおります(過去のコラムで触れております)。

この八海醸造さんの研究には、十文字学園女子大学の教授・辻典子先生も関わっていらしたことを、先ほど触れたプレスリリースで知りました。

詳しいことは辻典子先生に聞いてみようかと思います。

画像は麹菌を色鉛筆で描いたイラストです。

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