トマトと言えば、ズバリ、‟リコピン”で抗炎症作用が期待できます!

慢性炎症を防ぐ抗炎症作用のある食材シリーズですが、今日は‟トマト”を取り上げます。

これまで、緑黄色野菜の多くに抗炎症作用があるとお伝えしてきましたが、トマトも緑黄色野菜に含まれます。ただし、βカロテンの含有量は規程の600μgを満たしていません。

規定に満たしていないのになぜ?となりますが、厚生労働省がトマトやピーマンなど一部の野菜を摂取量や摂取頻度を勘案して緑黄色野菜にしているようです。

それで、抗炎症作用を持つ成分ですが、ズバリ、「リコピン」ですね!

リコピンは炎症性サイトカインの産生を防ぎ、抗酸化作用も相まって炎症性疾患を防いでくれるとても有難い成分なんです。

ちなみに画像は、フルーツトマトです。見るからに甘そうですね!

トマトとフルーツトマトの違いは、糖度が一般的なトマトは4~5度と言われていますが、フルーツトマトは7~8度、ものによっては10度とも言われます。

以前に北海道にの市場に行ったときに、お土産でフルーツトマトを箱で買ったことがありました。お土産分と自分用と2箱抱えて飛行機に乗りました。

そのときのトマトの甘さと言ったら、これまでのトマトのイメージを覆すものでした。「トマトってこんなに美味しいんだ!」と。

リコピンに関しても、一般的なトマトは100g当たり約3㎎と言われていますが、フルーツトマトの方は約3~5㎎と多いようです。

トマトの皮の部分にリコピンの40%が含まれているそうですから、トマトは良く洗って皮ごと食べることをお勧めします。

リコピンには、抗炎症作用の他、悪玉コレステロールを減らし生活習慣病の予防効果や、活性酸素の働きを抑えアンチエイジングで美肌効果もあり、至れり尽くせりな成分です!

明日は、例によってトマトを中医学の視点で見て行きます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次