離乳食以降の赤ちゃんにB.ブレーベM-16V株でビフィズス菌を根付かせましょう!

今日は、腸まで届くビフィズス菌シリーズの第8弾です。このシリーズは今日でおしまいに致します。

最後の回は、森永乳業の赤ちゃんのビフィズス菌を取り上げます。菌株は森永乳業が1963年に発見したM-16V株になります。

役割としては、低出生体重児は元来腸内細菌の定着が遅れがちなのですが、M-16V株を投与すると、未熟な腸の機能促進を促し、栄養の吸収を高め、免疫機能の発達を助けることで、様々な感染症から守ってくれると言うものです。

また、アトピー性皮膚炎の症状が緩和されたり、抗アレルギー作用も期待できるとか。

例えば、帝王切開で生まれた赤ちゃんは、自然分娩で生まれた赤ちゃんと比べ、ビフィズス菌の定着率に差がみられると以前のコラムでお伝えしていました。また、母乳かそうでないかも違いが出ると。

そういう意味では、このようなケースでもM-16V株の摂取は有効なのかも知れません。

ちなみに離乳食以降にビフィズス菌の摂取を森永乳業は薦めています。

そして、画像(森永乳業のホームページより引用)にもありますように、赤ちゃんの腸にいるビフィズス菌の種類が多様で、ブレーベが一番多いようですね。今回取り上げていますのが、B.ブレーベM-16V株で、発育時の赤ちゃんには必要な種属だということです。

森永乳業は粉末にしたもので商品提供しています。だいたい5か月目くらいから16か月目あたりを目安に摂取推奨しています。

腸内細菌が根付きやすいこの時期は、将来の腸内細菌構成比をコントロールする上でも非常に重要です。大人になってからでは、そう簡単には変えられませんからね。

腸まで届くビフィズス菌シリーズは第8弾にて終了です!

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