腸内に棲んでいる腸内細菌のことを考えて食事をする!これは健康を考える上ではもはや当たり前のことなんです!

今日も引き続き、腸内細菌検査についてお話ししようかと思います。

現在、弊社も採用している腸内細菌検査は、16SrRNA菌叢解析と言って、糞便を採取して遺伝子分析を行う方法です。

詳しく16SrRNA菌叢解析について述べると、16SrRNA領域を増幅したPCR産物等を対象に、次世代シーケンサーを用いて大量に塩基配列を取得します。得られた配列を用いて16SrRNAデータベースに相同性検索および系列分類解析を実施し、対象サンプル中にどのような微生物がどれくらい存在しているかをデータで教えてくれる。(弊社が契約しているプリメディカ「FloraScan」のホームページより引用)と、言うわけです。

難しく書いていますが、要は恐ろしく小さな微生物もたんぱく質でできており、そのたんぱく質はアミノ酸で形成されています。アミノ酸は塩基配列の種類や順番で同一種類かどうかを判別するため、その塩基配列データに基づき、どんな微生物がどのくらいの割合でいるかを導き出すということです。

確か97%以上塩基配列が同じであれば、同一種とみなす!だったように記憶しています。

弊社は「FloraScan」を採用していて、36種類の腸内細菌構成比が調べられ、その構成比に従いお客様にその説明と、今後の食事についてアフターフォローを行っています。

東京ビックサイトでも、辻典子先生と一緒に場内を見てまわりましたが、マイキンソーさんのブースでは、 to B 向けの検査キットについても説明を受けました。また、to C 向け検査キットも以前より充実しているようでした。

腸管免疫研究所でも免疫機能を測る検査もしており、これらを合わせて商品化していく予定でおります。

東京ビックサイトで、お話しした方の中には、こんなことまでわかるんですね?とびっくりされた方が多かったです。

かつての栄養学は万人に対するものでしたが、今は違います。精密栄養学ともいいますが、その人に合った栄養素を摂取するのはもちろんのこと、その人の腸内に棲んでいる細菌に応じて、その細菌のエサを考えながら栄養を摂取する。

健康になっていく人は、もうそこまで考えています!

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