免疫– category –
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500回のコラムを振り返ってみて、腸内細菌が改めて多くの方の市民権?!を得ていないことに気づきました!
ここまでの500回のコラムを振り返りながら、食と健康について見ていますが、今日は腸内細菌についてです。 腸内細菌に関しては、この数年私が最も注目しているところで、当初イメージしていた腸内細菌の存在やその働きと言うものが、コラムを書き始めた頃... -
プロバイオティクスのパイオニア!シロタ株(LcS)って?
プロバイオティクスを取り上げていますが、今日はそのパイオニアとも言える「L.caseiシロタ株(LcS)」を含む乳飲料についてです。 今日のコラムは、「トコトンやさしい プロバイオティクスの本」野本康二著から一部抜粋させていただきます。 本の中では、... -
水溶性食物繊維のイヌリンを改めて化学的構造から見てみた!
ここまで様々な多糖類の食物繊維について見て来ましたが、今日は最後となりますが、「イヌリン」を取り上げます。 イヌリンに関しては、水溶性食物繊維に一種で、含まれる食材や腸内細菌への影響について、これまでのコラムで何回か触れてきました。 特に2... -
母乳にたくさん含まれている‟ガラクトオリゴ糖”とは?
昨日から難消化性オリゴ糖をご紹介していますが、今日は2日目の「ガラクトオリゴ糖」です。 今日はいきなりの授乳シーンのイラストから始まりましたが、赤ちゃんがお母さんから授かる母乳にたくさん含まれているのが「ガラクトオリゴ糖」なのです。 含有量... -
腸内に棲む腸内細菌が有機酸を産生することで、人は健康を維持できるんですね!
今日は、腸内細菌が産生する有機酸についてです。 有機酸と言えば、その一種である短鎖脂肪酸を思い浮かべます。今日の画像も、5つの短鎖脂肪酸を掲載したものです。短鎖脂肪酸でも炭素をいくつ含んでいるかにより、その種類が異なってきます。 画像の左... -
腸内細菌が産出する酪酸が免疫機能を高めている以外に、DNAとの関りがあるってどういうこと?!
ここまでのコラムで、腸内細菌が産出する短鎖脂肪酸の酢酸とプロピオン酸について、それぞれの代謝部位や、生理的な役割について見てきました。 今日は、酪酸についてです。 画像は、DNA(デオキシリボ核酸)をイラストにしたものです。横の博士のような人... -
腸内細菌が産出する短鎖脂肪酸のプロピオン酸は肝臓で代謝され『糖新生』の基質となることで血糖値の調整に関与しています!
昨日は腸内細菌が産出する短鎖脂肪酸の酢酸について、それぞれの代謝部位や、生理的な役割について触れました。 今日は、プロピオン酸について見て行こうと思います。 今日のいきなりの画像は、レバーの焼き鳥です!?コラムの難しそうなタイトルと画像が... -
腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸である‟酢酸”の代謝部位や生理的な役割について!
昨日のコラムから、腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸の8つの有益な働きについての6番目、 ⑥血糖値を一定に保つホルモンのインスリンの分泌を調整する、についてですが、今日からは、短鎖脂肪酸の酢酸、プロピオン酸、酪酸について、それぞれの代謝部位や、生... -
自己免疫疾患やアレルギー反応を予防する制御性T細胞の生成に短鎖脂肪酸が深く関わっています!
腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸の8つの有益な働きについてですが、今日は5番目、 ⑤免疫の働きを整える、です。 免疫と言う部分では、④腸管のバリア機能の強化もそうなのですが、今日は制御性T細胞のお話しになります。 画像のイラストは免疫に関わる細胞を... -
腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸が、免疫グロブリンAを作る「化学的バリア」に深く関わっています!
今日は昨日の続きで、腸管バリア機能の中の化学的バリアについてです。昨日はパネート細胞がαディフェンシンと言ういわゆる抗生物質のようなものを分泌して有害物質や有害細菌を退治するお話しでした。 今日は、「免疫グロブリン」についてです。 今日のイ...