細胞– category –
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肝臓の腫瘍マーカー、AFP(α-フェトプロテイン)とPIVKA-IIについて
昨日のコラムで免疫チェックポイント阻害剤(テセントリク)と血管新生阻害剤(アバスチン)の1回の投与で、肝臓の腫瘍マーカーAFP(α-フェトプロテイン)が3分の1に減少したとお伝えしました。 今日はその具体的な数値とともに、他の血液検査の数値も検... -
人間もドジョウのように腸呼吸できる可能性はあるのですが・・・
‟腸呼吸”について、昨日はドジョウを例にして腸呼吸と言うものが何かを捉えました。そこで今日は人に対しても人為的に腸に酸素を送りこめば、取り込んでくれるのかどうかを検証したいと思います。 まずは昨日のドジョウについて見ると、ドジョウは毛細血管... -
‟腸呼吸”っていったい何ですか?
おならの7割は空気説を検証していますが、今日は仮に腸に紛れ込んだ空気、正確には酸素はいったいどこに行くのだろう?ということを検証したいと思います。 ここまでの前提として、大腸には腸内細菌の9割が棲息し、そのほとんどが嫌気性で酸素があると生き... -
おならの7割は空気説を検証してみる・・・
ここ数日、‟いいおなら”について見ていますが、今日はおならの7割は空気説を改めて検証したいと思います。 そもそも臭くないおならの成分は、窒素、二酸化炭素、酸素、水素、メタンと言われています。それぞれの構成比は、その人のその時の状態によります... -
「はたらく細胞」実写版はこんな作品でした!(ちょっとネタバレあり、笑)
ここしばらく、‟免疫”について追いかけてきましたが、今日はちょっとブレイクタイムと言うことで、その免疫のしくみを映画化した作品「はたらく細胞」について触れていこうと思います。 「はたらく細胞」はアニメで人気を博し、昨年2024年12月に映画化され... -
免疫チェックポイント阻害剤のテセントリクと併用されるアバスチンというお薬について
昨日のコラムでは、免疫チェックポイント阻害剤のPD-L1阻害剤であるテセントリクについて触れましたが、今日はこのテセントリクと併用して投与されているアバスチンと言うお薬についてご紹介したいと思います。 とてもわかりやすいイラストがイラストACで... -
免疫チェックポイント阻害剤、テセントリクについて
日々、免疫チェックポイント阻害剤についてコラムを書いておりますが、今日は、昨日までのオプジーボやキイトルーダのPD-1阻害剤ではなく、PD-L1阻害剤について見ていきます。 PD-1とPD-L1の違いについては、これまでのコラムでもご紹介して参りましたが、... -
免疫チェックポイント阻害剤、キイトルーダについて
今日ご紹介する免疫チェックポイント阻害剤、キイトルーダことペムブロリマブは、昨日のオプジーボより後発ですが、PD-1阻害剤としてのその仕組みは同じです。 改めて、免疫細胞(T細胞)の表面には、免疫が過剰反応した時にブレーキをかける役割の「PD-... -
免疫チェックポイント阻害剤、オプジーボについて
今日は、現在承認されている免疫チェックポイント阻害剤を具体的に見て行こうと思います。 データ(2024年3月25日時点)は「がん+プラス」さんのHPから引用致します。 まず、PD-1阻害薬として、本庶先生の研究により開発された、オプジーボことニボルマブ... -
<免疫チェックポイント阻害剤>T細胞の活性化にかかわるCTLA-4を抑える抗体が癌を攻撃する!
昨日のコラムでは、T細胞とがん細胞の結び‟手”となる、PD-1とPD-L1について見て参りました。 今日は、免疫チェックポイント阻害剤として、もう一つのポイントとなる、CTLA-4(細胞殺傷性Tリンパ球抗原4)について見て行こうと思います。 このCTLA-4につい...