腸内細菌– category –
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<便秘治療薬>生薬の「大黄」が持つ配糖体を代謝するビフィズス菌がいるかいないかが、効く効かないを左右している!
便秘治療に用いられる生薬の大黄(画像)についての昨日のコラムの続きになります。 今日は、その成分と腸内細菌との関係性について触れていきたいと思います。 まず、成分としては配糖体のセンノシドが含まれています。配糖体と言えばグリコシドとも言い... - 腸内細菌
漢方薬の生薬と腸内細菌の関係性を3つの視点から考察してみた!
ここまで漢方薬と腸内細菌のつながりを何回にもわたって見てきましたが、今日はちょっと整理してみたいと思います。整理するにあたり、3つの視点で見て行こうかと思います。(東邦大学医学部 田中耕一郎先生の文献がとてもまとまっていましたので、参考文... - 腸内細菌
<漢方薬>生薬が土壌に含まれる栄養素や土壌菌に影響を受け、それが腸内細菌と結びついているって!?
今日も三七人参の続きなのですが、今日は、昨日の訂正から入ろうかなと思います。 昨日のコラムで三七人参は高麗人参よりサポニンの量が2倍から4倍で主根の大きい方が豊富に含まれていると表現していました。 もちろん、大きい方がサポニンの量が多く含ま... - 腸内細菌
<漢方薬>高麗人参の成分(ジンセノサイド)を消化吸収するために低分子化して腸内細菌のエサにするとな!?
昨日まで高麗人参を見てきましたが、今日は昨日の続きですが、高麗人参に含まれる成分、ジンセノサイドという配糖体を腸内細菌がエサにしてくれないと代謝されないと言うところで昨日は終わっていました。 実に日本人の70%が十分に高麗人参を有効に利用... - 腸内細菌
高麗人参に含まれるジンセノサイドと言う成分が、どうやら腸内細菌のエサになり代謝物が生み出されているようです
今日の画像は、高麗人参(オタネニンジン)の実です。 よって、今日も高麗人参についてですが、今日は高麗人参の成分や腸内細菌との関連性について触れていきたいと思います。 高麗人参の成分としては、ジンセノサイド(Ginsenoside、ギンセノシド)なので... - 腸内細菌
<漢方薬>生薬の中でも代表格的な高麗人参とは何ぞや!
今日は漢方薬の生薬のなかでも代表格ともいえる「高麗人参」についてです。 たびたびこのコラムでも高麗人参に触れてきましたので、違った画像を選ぶのが一苦労です!?(笑)それだけメジャーな生薬だと言うことでしょう! 高麗人参は朝鮮人参とも呼ばれ... - 腸内細菌
<薬膳>貧血には同じ養血類でもにんじんより豚レバーを食べるべき理由とは?
昨日のコラムで薬膳としてのにんじん(スーパーで売られているにんじん)を見てきましたが、今日はもう少し突っ込んでみたいと思います。 にんじんは中医学で言う養血類で、血を補う効能があるのですが、これを栄養成分でみると鉄分が作用していると述べま... - 腸内細菌
食から見た栄養成分の消化吸収と腸内細菌の代謝物の産出について
人が食材や食薬、生薬を食することで栄養成分として、どのように体内に消化吸収されるか、そして腸内細菌がそれをエサにすることで、どのような代謝物が生み出されるか、このことを突き詰めていくことで、今、何を食べれば良いのかがわかるようになります... - 腸内細菌
<漢方薬>五苓散に含まれる利水作用のある‟猪苓”も腸内細菌との関連性があるのでしょうか?
漢方薬の五苓散を徹底解剖するシリーズ!?今日は、猪苓を取り上げます。 猪苓は、沢瀉、茯苓とともに3大利水剤と呼ばれるくらい、利水作用のある代表的な生薬です。昨日ご紹介した茯苓がキノコ類でしたが、猪苓もキノコ類で同じくサルノコシカケ科でチョ... - 腸内細菌
<漢方薬>五苓散に含まれる茯苓は何とも神秘的な生薬でした!
いつの間にか五苓散を徹底解剖するシリーズになって参りましたが、今日は昨日の沢瀉に続きまして、茯苓を取り上げます。 この茯苓ですが、以前に東京理科大学の薬学部教授、磯浜洋一郎先生の講演をお聞きした際、五苓散の5つの生薬の内、この茯苓は科学的...