腸内細菌– category –
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水溶性食物繊維の中で発酵性食物繊維でもある、腸内細菌が最も喜ぶ食材とは?
食物繊維は‟水溶性食物繊維”と‟不溶性食物繊維”に分けられ、それぞれが、腸内細菌により分解される‟発酵性食物繊維”とダイレクトには分解されない‟非発酵性食物繊維”に分けられるのですが、要するに4つのパターンがあると言うことになりますね。 昨日のコ... -
不溶性食物繊維でも難消化性でんぷんやアラビノキシランは発酵性食物繊維に分類され、腸内細菌が代謝することで短鎖脂肪酸を産み出しています!
昨日は食物繊維の水溶性食物繊維と不溶性食物繊維についてでしたが、今日は、発酵性のものと非発酵性のものを取り上げます。 腸内細菌が菌の代謝リレーを経て、酢酸やプロピオン酸、酪酸などの短鎖脂肪酸(画像)を産出することは、これまでにお伝えしてき... -
牛などの草食動物はセルロースを腸内細菌が簡単に分解しますが、人の場合はそう簡単にはいかないんですよね・・・
ここまで連日にわたって、多糖類の食物繊維と多糖類以外の食物繊維について、様々な種類のものをピックアップして見て参りました。 どのような食材にどの食物繊維が含まれているかも触れてきましたので、一言で「食物繊維を摂取すべき!」では解決しないと... -
多糖類以外の食物繊維である‟リグニン”とは?
昨日までは多糖類の食物繊維を見て参りましたが、今日からは多糖類以外の食物繊維を見て行こうと思います。 連日、腸内細菌に影響を及ぼす食物繊維をピックアップして、菌の代謝リレーを行うためにまずは元となる食物繊維を摂取しなければいけません。 こ... -
水溶性食物繊維のイヌリンを改めて化学的構造から見てみた!
ここまで様々な多糖類の食物繊維について見て来ましたが、今日は最後となりますが、「イヌリン」を取り上げます。 イヌリンに関しては、水溶性食物繊維に一種で、含まれる食材や腸内細菌への影響について、これまでのコラムで何回か触れてきました。 特に2... -
100%食物由来のオリゴ糖、「キシロオリゴ糖」とは?
難消化性オリゴ糖の最後は6番目の「キシロオリゴ糖」になります。 キシロオリゴ糖は、自然界ではたけのこやとうもろこし(画像)に少量含まれていますが、通常はとうもろこしの芯からキシランと言う食物繊維を抽出し酵素分解して作られます。 キシランと言... -
甘さも砂糖の50%、ビフィズス菌を増やし悪玉菌も減らす、乳果オリゴ糖とは何ぞや?
今日も引き続き、難消化性オリゴ糖を取り上げます。今日が5日目で「乳果オリゴ糖」です。乳果オリゴ糖は、乳糖果糖オリゴ糖のことで、ラクトスクロースとも呼ばれます。 構造式でいうと、二糖類のラクトースに単糖類のフルクトースが繋がっている構造、言... -
サラダの付け合わせに蒸し大豆を食べて「大豆オリゴ糖」を摂取しましょう!
今日も難消化性オリゴ糖を取り上げます。今日で4日目ですが「大豆オリゴ糖」になります。 昨日のコラムで訂正させていただきましたが、砂糖の7割の甘味があるのは、昨日取り上げた「甜菜糖」ではなく本日取り上げます、「大豆オリゴ糖」です。 文字通り大... -
ヨーグルトと一緒に甜菜に含まれるビートオリゴ糖を摂取して効率よく腸活しましょう!
連日、難消化性オリゴ糖を取り上げていますが、今日は3日目で「ビートオリゴ糖」についてです。 ビートオリゴ糖は別名ラフィノースとも呼ばれ、日本では寒冷地の北海道でしか摂れない甜菜から抽出されたオリゴ糖です。 甜菜と言えば、砂糖の原料になるホウ... -
母乳にたくさん含まれている‟ガラクトオリゴ糖”とは?
昨日から難消化性オリゴ糖をご紹介していますが、今日は2日目の「ガラクトオリゴ糖」です。 今日はいきなりの授乳シーンのイラストから始まりましたが、赤ちゃんがお母さんから授かる母乳にたくさん含まれているのが「ガラクトオリゴ糖」なのです。 含有量...