薬膳– category –
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薬膳
青魚を中医学の観点から見ると、栄養学的に見たEPAやDHAの効果と一致しているのか?
今日は中医学(東洋医学)の観点から青魚を見て行きます。 それぞれ青魚の種類ごとに効能は微妙に違うのですが、総じて言えるのは、補益気血であることです。いずれの青魚も気を補う、補気類に属し、同時に血(血液)も補います。 温性、もしくは平性が多... -
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抗炎症作用があるにんにく(大蒜)を中医学の観点から見てみる!
抗炎症作用があり慢性炎症を防ぐ‟にんにく”ですが、今日は中医学(東洋医学)の観点からにんにく(大蒜)を見ていきましょう。 にんにくは、中央アジアやインドが原産とされ、約2000年前に中国から朝鮮半島を経て日本に伝わったと言われています。にんにく... -
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生にんにくを熟成させた‟黒にんにく”には数倍の抗酸化作用があります!
今日は昨日のにんにく、詳しくは‟生にんにく”とあえて表記しますが、この生にんにくが、抗炎症作用により慢性炎症を防ぐと言うお話しでした。 今日は、この生にんにくを時間をかけて熟成させた‟黒にんにく”について深堀していきます。 今日の画像は黒にん... -
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抗炎症作用のある石榴(ザクロ)を中医学(東洋医学)の観点から見てみた!
昨日のコラムは抗炎症作用を持ち、慢性炎症を予防するザクロ(石榴)についてでしたが、今日は、中医学(東洋医学)の観点から石榴を見て行こうと思います。 石榴は中医学では、収斂固渋の働きを持ち、様々な滑脱不禁の病証を治す食薬である収渋類に属しま... -
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慢性炎症を防ぐため、抗炎症作用のある食材に含まれる3つの栄養素とは?
今日からは慢性炎症を防ぐために、何を食べればいいのか?をテーマにして、食から慢性炎症を考えてみたいと思います。 となると、抗炎症作用のある食材を食べることになりますが、大きく3つの栄養素としてのキーワードが上げられます。 1つ目が抗酸化成分... -
薬膳
どうして塩麴を使うと旨味が増すのか?
麹の話しが続いておりますが、今日は麴を使って作られる食品別に見た、塩麹に触れて見たいと思います。 画像は塩麹ですが、ご自分で作られる方もいらっしゃれば、市販されているものを購入されて使われる方もいらっしゃると思います。 塩麹と言うと、料理... -
薬膳
食を考える中で、長い歴史の中で培われた膨大な実績に基づく‟薬膳”だけではいけない何か?!
昨日は黒豆という食材を取り上げて、薬膳、栄養素、腸内細菌のエサとしての見方が出来、1つの方向からではなく総合的に見るべきだと言う話しを致しました。 今日はこの部分をもう少し突っ込んでみたいと思います。 まず、薬膳については、中医学(東洋医学... -
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黒豆という食材1つを取り上げても、様々な見方ができ、それぞれの繋がりを見ていってこそ、人体への影響がわかるということ!
昨日から500回のコラムを振り返りながら、食と健康について考えていますが、2024年1月2日、始めてから2回目のテーマが黒豆を取り上げていますので、今日は黒豆をベースに振り返ります。 当時ちょうどお正月のおせち料理ということで、黒豆を取り上げており... -
薬膳
水溶性食物繊維のイヌリンを改めて化学的構造から見てみた!
ここまで様々な多糖類の食物繊維について見て来ましたが、今日は最後となりますが、「イヌリン」を取り上げます。 イヌリンに関しては、水溶性食物繊維に一種で、含まれる食材や腸内細菌への影響について、これまでのコラムで何回か触れてきました。 特に2... -
薬膳
短鎖脂肪酸の酪酸産生に有効な食物繊維のペクチンについて!
今日は昨日の続きで、短鎖脂肪酸の酪酸を産生するのに有効な食物繊維である「ペクチン」を取り上げます。 ペクチンはりんごやバナナに含まれていますが、より多く含まれているのが柑橘系の果物になります。キンカンやザボン、柚子に多く含まれているのです...










