栄養素– category –
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‟代謝マップ”から見る腸内細菌が関わる代謝の影響力はどれほどなのか?
昨日のコラムでお伝えしました「代謝マップ」ですが、まさに地下鉄の路線図のようですが、人体に新たな代謝が見つかれば書き加えられるということを繰り返し、日々(と言うか随時)路線図?!が変わります。 京都大学理化学研究所のこの代謝マップは世界で... -
肝細胞癌の腫瘍マーカーが劇的に改善した要因を探る<Part2>
今日のコラムは昨日の続きになります。タイトルとしては、「肝細胞癌の腫瘍マーカーが劇的に改善した要因を探る!Part2」になります。 大腸がんと乳腺がんの手術を経て、術後も順調に進んでおりました。 その後の母の体調と言われれば、日が経つにつれ良... -
塩麹のメーカーがタンパク分解酵素の含まれていない偽物の塩麴を作らざるを得ない理由とは?
今日の画像は市販の塩麹をイラスト化したものです。(*この画像に似たパッケージの塩麴が偽物と言うわけではございません) 昨日までのコラムで塩麴と言えども、タンパク分解酵素が含まれているかどうかが、本物か偽物かの違いがあるとお伝えしてきました... -
市販されている塩麴が‟本物”か‟偽物”かを見分ける方法
今日も塩麹の続きになります。 「麴のちから」から一部引用させていただきますが、この本の中で、塩麴が本物か偽物かを見分ける実験をされています。非常に参考になるかと思いますので、取り上げたいと思います。 塩麹と言えども、タンパク分解酵素が含ま... -
塩麹を作るときの60度設定はタンパク分解酵素が減少もしくは消失するってほんと?!
今日はどのような条件で作られた塩麹がベストなものかを、「麹のちから」からご紹介したいと思います。 画像は、豚肉に塩麴を漬けて旨味を引き出しているところです。まさに豚肉のタンパク質を麹菌の出すタンパク分解酵素で旨味を引き出しています。 この... -
麴菌は冷凍保存してもその効能は維持されるのでしょうか?
昨日は麹菌飲料の話しをしておりましたが、その元となる種麹は、白麴菌(アスペルギルス・カワチ菌)でした。実用例としては、焼酎に広く使われており、白麴菌は黒麴菌が突然変異して生まれたものだとされています。 そして、日本で麹菌と言えば、日本の国... -
最高に甘い『甘酒』はどうして作ればいいのか?
昨日のコラムでは麹甘酒の効能についてその根拠も交えお伝えしました。そして最後に自家製の甘酒について触れました。 今日は、せっかくですので、私がいつも作っている自家製の甘酒についてご紹介したいと思います。 ちなみにこのレシピはある料理研究家... -
人が食から摂取する栄養素を語る上で欠かせないのが‟酵素”です!
昨日のコラムは薬膳についてでした。ただ薬膳については長い歴史の中で培われてきたもので、食を考えるときに重要な要素ではありますが、それだけにこだわることなく、栄養素や腸内細菌のことも考慮して総合的に食を見るべきだと言う話しでした。 今日は、... -
食を考える中で、長い歴史の中で培われた膨大な実績に基づく‟薬膳”だけではいけない何か?!
昨日は黒豆という食材を取り上げて、薬膳、栄養素、腸内細菌のエサとしての見方が出来、1つの方向からではなく総合的に見るべきだと言う話しを致しました。 今日はこの部分をもう少し突っ込んでみたいと思います。 まず、薬膳については、中医学(東洋医学... -
黒豆という食材1つを取り上げても、様々な見方ができ、それぞれの繋がりを見ていってこそ、人体への影響がわかるということ!
昨日から500回のコラムを振り返りながら、食と健康について考えていますが、2024年1月2日、始めてから2回目のテーマが黒豆を取り上げていますので、今日は黒豆をベースに振り返ります。 当時ちょうどお正月のおせち料理ということで、黒豆を取り上げており...