FODMAPの食材を考えるシリーズ!?今日は野菜と芋類編です!

FODMAPを考えるシリーズ?!昨日は穀物について見てきましたが、今日は野菜やいも類です。

細かく確認するには、高FODMAPと低FODMAPの掲載された表をご覧いただくのがいいのですが、今日も特徴的なものを上げてみたいと思います。

基本的には、イヌリンなど食物繊維が豊富なものは高FODMAPに分類されています。ごぼうや、玉ねぎ、菊芋なんかがそうですね。腸の環境の言い方は、本来ならイヌリンを含むこれらの食材は積極的に摂りたいところです。

大豆などの豆類は高FODMAPですから、気を付けないといけません。

大豆が摂取できませんから納豆もNGです。納豆は糖化菌として、食物繊維を糖化し乳酸菌やビフィズス菌のエサになり、乳酸や酢酸を生み出しますから、こちらも本来なら積極に摂りたいのですが、FODMAPの制限のある方は注意が必要です。

ネバネバ系でいうところのオクラ(画像)は低FODMAPに属します。腸内細菌環境を良くしてくれるオクラは、高FODMAPの制限がある方には、貴重な食材かと思います。

ちなみに植物性乳酸菌が豊富なキムチは高FODMAPです。

そして芋類は、さつまいもが高FODMAPで、じゃがいもが低FODMAPとなります。食物繊維が豊富なさつまいもがNGと言うことになりますね。

本来なら食物繊維が豊富な食材が腸内細菌のエサとなり、腸内環境を整えてくれます。腸の調子の悪い方は、いったん低FODMAPの食材を摂取し、一つずつ高FODMAPの食材を摂取していき、腸の調子を確認していくことになります。

もちろん、その時点のことですから、長い期間をかけて腸内細菌の状態が変わると、当初NGだった高FODMAPの食材でも摂取可能になることはあるかとは思いますが・・・。

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