<大腸がん>腹腔鏡手術を終えて・・・・。
今日は一昨日のコラムの続きになります。私の母が大腸がん手術を迎えるまでは、2回に渡りお伝え致しました。今日は、手術当日と退院までの話しです。
8月9日午後12時半くらいに手術室に入りました。点滴の装置を携えながら車いすで手術室まで移動しました。手術室の入口まで一緒に行きましたが、入口を入ったスペースで看護師さんやスタッフさんが笑顔で出迎えていただきました。
テレ朝の「ドクターX~外科医・大門未知子」は私は大好きなドラマですが、いつも大門先生が手術室に入るシーンからのカットになっていますから、患者さんが入場することろは映っておりません。手術中の緊張した場面だけです。
この時、看護師さんたちが、患者さんの緊張を解く意味でもあの笑顔は素晴らしいなと思いました。私の方も、「きっと上手くいくだろう、この雰囲気なら」と思いましたからね。よって、その後も安心していられました。
結局、トータル4時間半くらいの手術時間でした。何かあるとドクターがすぐに連絡できるように病室ではなく家族控室にいてくださいと言われましたので、パソコンで仕事をしながら控室で待機しました。
午後5時前くらいだったでしょうか、執刀医の先生が、「手術上手くいきましたよ!子宮筋腫だったのでちょっと手間取りましたが、それ以外は順調に終えました、癌はすべて取りました。」と、「輸血は?」と聞くと、「輸血はしなくて良かったです。」と言うことでした。
開腹手術よりも、出血量は抑えられるとは聞いていました。腹腔鏡で100㎖くらいの出血だろうと言うことでした。貧血があったので、心配はしていましたが、そこは持ちこたえたようでした。
病室に戻ったときは、すでに意識は戻っていました。4時間半の手術を終えた高齢のおばあちゃんだとは思えないくらい、しっかりしていました。
その後、便秘がずっと続き、ガスは出るものの便はなかなか顔を表しませんでした。1週間近くたったころに、下剤を服用されようやく少し出たようでした。オムツをしていますが、本人は漏らすのが嫌なようで下剤の服用は嫌がりました。
特に、S状結腸を10センチほど切っていますから、便意があってトイレに行こうとするとすでに出ている、そんな状況が続いたようです。上手く便意をコントロール出来ない状態ですね。
腸の病気で一番やっかいなのが、この便のコントロールだと思います。
しばらく、この状態に耐えていたようです。
退院、そして処方していただいた薬のことは、明日書きたいと思います。
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