「サメ肝油」と「タラ肝油」の決定的な違い! ~ビタミンA過剰摂取のリスクと、現代サプリメントの裏側~

昨日のコラムでは、ビタミンAの中でもビタミンA1を含む海水魚の話しをしましたが、その中でタラの肝油が出て参りました。今日は、そのタラの肝油よりはるかに多くのビタミンA1を含むサメの肝油についてです。

サメ肝油と言えば、サプリメントなどでお聞きになったことがあるかと思います。肝油と言えばサメ肝油を思い出します。

タラの肝油の数十倍から週百倍のビタミンAを含むサメ肝油ですが、ビタミンAの過剰摂取にはならないのでしょうか?

現在市販されているサプリメントは、過剰摂取にならないように化学合成により配慮されていますが、かつては急性ビタミンA過剰症を起こすリスクがありました。皮膚が剥離したり頭痛を起こす中毒事故が起きていたのです。

そんなこともあり、現在市販されているサメ肝油(深海鮫エキス)のサプリメントはビタミンAの摂取を目的としないものが多いようです。

では、何が目的なのかと言いますと、サメ肝油に含まれるスクワレンという成分が美容効果を売りにしているものが多いのです。

確かに美肌効果の方が、回りくどい説明が必要なビタミンAよりも、消費者への訴求力は高いですよね。そして、サメ肝油のビタミンAが下手をすれば、中毒に陥るとなればなおさらです。

よって、製品化においては、製造工程でビタミンAやビタミンDを取り除き、スクワレンの純度を高めているのです。

もちろん、丸ごと肝油を製品化したものは注意が必要ですので、お気をつけいただきたく思います。

と言うことで、純粋にビタミンA、特にA1の補給目的であるならば「タラの肝油」「うなぎ」「鶏・豚レバー」などがバランスも良く過剰摂取にならず、効果的かと思います。

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