【新連載】第6回 / AI時代にこそ見直したい古代の叡智 ~中医学の根幹「陰陽五行学説」の成り立ち~

今日は中学を知ろう!の第6回目になります。今日からいよいよ中医学の根幹をなす様々な学説に入りますが、まずは考え方のベースになっている、「陰陽五行学説」についてです。
陰陽五行学説とまとめて申し上げましたが、「陰陽学説」と「五行学説」の総称で、古代の人々の自然現象に対する認識及び考え方の表れが、この陰陽五行学説になります。
今現代に暮らす私たちと違い古代の人は、頼りになるような道具などは何も持っていませんでした。私たちはパソコンをはじめ電子機器に囲まれ、飛行機や電車、車などの乗りもので移動でき、普通なら家にいては食べることが出来ないものまで、手軽に手に入る時代に暮らしています。
増してや、AIなるものも進化して、何も考えずともAIが勝手に答えを導き出してくれる時代もやってきました。
古代の人は、天と地の間に立ち、見上げると日と月が見え、地に目を移すと大地があり、植物や動物などが目に入ります。
これらを自分の目や耳、鼻などを頼りに、自然界の晴・雲・風・雨・雷などを体感し、日・月・星の運行と変化の規律を観察した結果、年・月・日および二十四節気が作られ、陰陽五行学説という中国古代哲学の基本概念も生まれ、医学の中に採り入れられました。
このように私たちがこれまで何気なく使っている、年や月、日であったり、4つの季節をより詳しく区分した二十四節気であったりは、知らず知らずのうちに日々の生活に採り入れられ、今でもそれを元に動いているとも言えます。
今日は広い概念をお伝えしましたが、明日からは具体的に「陰陽学説」と「五行学説」について触れて行こうと思います。

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