この2年間コラムを書き続けてきて、改めて思うこと・・・

2025年も今日を入れてあと14日となりました。私がこのコラムを書き始めたのが2024年1月1日ですから、毎日休まず書き続けてきて今日のこのコラムで718回目を迎えます。
自分で言うのも何ですが、よくもまあ、毎日書き綴ってこられたなと感心しております。(笑)
中には時間がなくて、若干手抜き?!のコラムもあったりはしますが、食から健康を考えると言う根本的なポリシーのようなものは、当初から変わりなく来ています。
ただ、当初書き始めたころとは、色々なところで勘違いや理解が不足していたこと、新たにわかったことなど2年の時の経過は私自身が勉強になることが多数ありました。
その中で、揺るぎないものとしては、食については、個人個人で身体に影響を与えるものが多くの場合、違う結果を導き出すと言うものです。
具体的に言うと、ビタミンCを含む食材を摂取した場合、その効果効能が60倍人により違うと言うものです。
これはビタミンCに限ったことではなく、すべての栄養素で言えることです。
そしてもう一つ、想像以上に体内に影響を与えているものとして、腸内細菌の存在があります。
人や動物の腸内には腸内細菌が棲んでいますが、この腸内細菌が人体の代謝機能の3分の2に影響を与えていると言う、京都大学化学研究所の代謝マップは、腸内細菌を学んできた私に強烈なインパクトを与えました。
この腸内細菌のことを、未だ多くの方がその存在すらご存じないことが不思議でもあり、健康を考える場合に外すことが出来ないものだと改めて思います。
もちろん、腸内細菌自体が未だ未知の領域が多く、解明されていない部分が多いとはいえ、食を考えるときに絶対に考えるべき存在なのです。
腸内細菌が腸内にいない人は皆無なのですから。
そして、最後に人が消化吸収する栄養素を、分子レベルにまで見極める分子栄養学の重要性に気づいたのも、私がこのコラムを書き始めてからでした。
これは腸内細菌と同じくらいのインパクトで、分子栄養学と腸内細菌は車の両輪に匹敵するくらい、食から健康を考える際に必要な視点(要素)だと思います。
大晦日まで後14日で、すでに年末のご挨拶っぽいまとめ方になっていますが、新年を迎えるまでの残りのコラムは、これまでの振り返りを、例によって、たくさん読んでいただいたコラムをランキングであげていこうと思っています。
まずは、明日から、第7位から順に第1位までを振り返り、その後は2年間の振り返りをこちらもランキングにしようかと思っています。
そしてこの振り返りにより、来年からのコラムのテーマを決めて行こうかと思います。

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