やっぱり私の中での健康食材といえば、「酒粕」ですね!

「食から健康を考える!」と言う大きなテーマを掲げて、2024年1月1日からコラムを書き続けて参りました。
食から健康と言っても幅広く、栄養素からであったり、その栄養素が消化吸収される人体の仕組みであったり、腸内に棲息する腸内細菌のエサであったり、はたまた中医学に照らした薬膳や漢方薬のことであったり、時には時間栄養学的に見たこともありました。
「食から健康を考える!」と簡単に言うことは出来ても、その関りはかなり広範囲にわたることは、この1年と2か月ちょっと書き続けて改めて気づいたことでもあります。
今日からは、そんな食から健康を考える!を私自身のことも踏まえて、ここまで何が正解なのかを私なりに考察したものを上げていきたいと思います。
まず、今日なのですが、画像にもありますが、粕汁の写真を掲載しております<*私の作った粕汁ではありません>。
この粕汁に関しては、2024年1月4日と5日に、「酒粕のすすめ!」というタイトルで、酒粕の魅力を簡単に紹介しています。この酒粕(粕汁)に関しては、今でも健康を考える上での重要な食材であることは、まったくぶれておりません。
当時のコラムを見ていただければと思いますが、酒粕に含まれるレジスタントプロテインと言う、書物繊維の働きをするたんぱく質が腸内環境を整え、便量を増やすとしています。
これはもう紛れもない事実でして、実は昨日も粕汁をたくさん作って昨日今日と食しております。
そして、米麹に含まれる麹菌が食物繊維をエサにして糖化することで乳酸菌やビフィズス菌のエサになり、菌の代謝リレーを行うことは後のコラムで何度か書いて参りました。
お酒が弱い方はその摂取量は気を付けていただきたいのですが、身体も温める粕汁は定期的に摂取していただきたい料理の一つです。
ちなみに私の粕汁は、いたってシンプルで大根、人参、お揚げ、青ネギしか具材としてはそれだけで、お魚や豚肉などは入れません。それは、3日間くらいに渡って昼晩と飲みますので、お魚や豚肉ではちょっとしつこさが出てしまうためです。
あっさりといただくためですが、お味噌は少し控えますが、酒粕は1日50ℊを目安に摂りますので、お椀に含まれる酒粕の量は多い目かと思います。
この1日50ℊの目安は、1日の酒粕摂取量における論文データがあげられていましたので、その摂取量を参考にしています。
今日のお昼は、もずくや野菜など食物繊維に加えて、酒粕と納豆の糖化菌、ヨーグルト飲料のビフィズス菌と乳酸菌で、腸内の酪酸菌に働きかける菌の代謝リレーは完成させております。
明日は、自分でもこの1年試行錯誤した‟グルテンフリー”について触れていこうと思います。
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