カスピ海ヨーグルトが血糖値を下げる、魔法のヨーグルトだったとは!?

今日のコラムは昨日の続きです。カスピ海ヨーグルトの粘り気が、健康効果に大きな意味を持つということでしたが、どのような健康効果を得られるのでしょうか?

動物実験ではありますが、粘り気の少ないヨーグルトと粘り気の多いヨーグルトを比較すると、粘り気の多いヨーグルトの方が食後の血糖値の上昇がゆっくりしていることがわかりました。

血糖値とは血中のブドウ糖濃度を指し、糖質を摂取すると分解されたブドウ糖が血中に取り込まれ、血糖値が上昇し、インスリンがその血糖値を下げる働きをしています。この血糖値が高いレベルにあるとゆくゆくは糖尿病になります。

また、急激に血糖値が上がり数値が大きく変動すると、インスリンの効果がなくなり、それが重なるとより血糖値が上がり糖尿病になります。

このように、血糖値の上昇はなるべく穏やかな方がいいのです。

粘り気のあるカスピ海ヨーグルトは、血糖値の変動に大きく影響している健康には効果的な食品と言えます。

昨日のコラムでカスピ海ヨーグルトの種株は、乳酸球菌だとお伝えしました。元々乳酸桿菌は大腸に棲息しているのに対し、乳酸球菌は小腸に棲息している腸内細菌になります。

糖質の消化吸収は主に小腸で行われますから、まさに小腸に棲息する乳酸球菌がブドウ糖の吸収に関わっていると言うのは、納得がいくところです。

日ごろ、血糖値が高い方は、一度カスピ海ヨーグルトを試してみるのもいいかも知れませんね。

私がヨーグルトを選ぶ際は、種株を基に何種類かのヨーグルトをピックアップし、自分の体調に合わせながらラインナップを変え食してきました。

粘り気のあるカスピ海ヨーグルトも今後このラインナップに加えようかと思います。

画像はグラノーラとカスピ海ヨーグルトです。朝に血糖値を抑えるにはいい組み合わせかも知れません。

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