カルシウムとマグネシウムをバランスよく摂取することができる‟ひじき”は、健康長寿には欠かせません!

今日のコラムは昨日の続きになります。
昨日、塩分過多を緩和する栄養素としてマグネシウムを取り上げましたが、今日はカルシウムです。
昨日もお伝えしましたが、カルシウムとマグネシウムは同時に摂取することが望ましく、カルシウム2に対しマグネシウム1の割合が良いとされています。
カルシウムに関しては、私のコラムで2024年5月14日に取り上げていますが、骨がカルシウムの貯蔵庫になっていると言うお話しでした。食品からのカルシウムが不足すると、その貯蔵したカルシウムを血中に溶解させる働きが体内で起こります。その溶解が過剰になると、カルシウムパラドックスが起こり、高血圧や動脈硬化の原因となります。
カルシウムは非常に重要な栄養素であることが改めてわかります。
男性の1日の摂取推奨量は650㎎~800㎎(年代により違います)ですので、マグネシウムの320㎎~400㎎と対比すると、ちょうど2:1であることがわかります。
カルシウムを多く含む食品としては、干しエビの100g当たり7100㎎と言うのが最も多く、カルシウムの吸収率が25%程度で栄養素の中では低いこともあって、集中してカルシウム摂取できる食品と言えます。
今日の画像は、ひじきの煮物です。私も定期的に食べるようにしていますが、乾燥したひじきで1400㎎含まれています。ちなみにマグネシウムは620㎎で、カルシウムとマグネシウムをいい割合で摂取できる食品かと思います。
画像では大豆や人参も入っていますので、健康長寿にはもってこいの食品ではないでしょうか。
明日は、カリウムについて触れていきます。

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