グルコースが、私たちの体でエネルギーをつくる主な‟みなもと”

昨日のコラムでは炭水化物が、体内でエネルギーをつくる材料になります!というところまで触れました。

今日は、その少し先に踏み込み、炭水化物を分解してみましょう!

穀物やイモの炭水化物は、単糖(グルコース)が多数つながってできたデンプンです。炭水化物とデンプンは言葉として知っていても、デンプンがグルコースの連なったものと言うのは、初めてお聞きになる方もいらっしゃるかと思います。ここからはグルコースが主で話しは進みます。

少し戻ると、デンプンは口から入って、最終的に小腸でグルコースにまで分解されます。そして小腸の毛細血管から吸収され、血流にのって肝臓心臓を経て全身の組織に運ばれ細胞の中に取り込まれていきます。

要するに、タイトルにも書きましたが、グルコースが私たちの体内でエネルギーをつくる主なみなもとになっているのです。

体温を一定に保ち、筋肉を動かし、心臓や脳などが機能するにはエネルギーが必要です。これらの機能を維持しなければ、私たちは命をつなぐことは出来ません。

ちなみに、1グラムのグルコースから約4キロカロリーのエネルギーが生じると言われています。

では、具体的にグルコースはどうやってエネルギーをつくっているのでしょうか?

エネルギーの主な生産工場は、細胞内のミトコンドリアです。

どうもこのミトコンドリアが人が生きる上で、非常に重要な働きをしていそうですね!

明日以降に触れていきたいと思います。

*画像はグルコース(C6H12O6)の化学構造です

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