ビフィズス菌FK-120株を含んだ、幻の!?ヨーグルトとは?

今日も‟生きたまま腸まで届くビフィズス菌”シリーズでラクティス種の仲間をご紹介します。
今日のビフィズス菌は、FK-120株(学術名Bifidobacterium Lactis FK120)です。
FK-120株は、酪農の国デンマークからやってきた種株になり、ラクティス種の特徴である胃酸に強く生きて腸まで届くことは言うまでもありません。
また、常在するBifidobacteriumの構成に変動を与えずに、FK-120株が腸内細菌叢を形成し、便通を改善することが確認されています。
ただ、ヨーグルトより摂取するどの菌種についても言えますが、長期間根付くことはなく、継続して摂取していく必要があると言うことになります。
ちなみに、FK120株を含む発酵乳の摂取により、他の種株のビフィズス菌が増え、悪玉菌であるClostridium属 の種株が減少したという研究結果もあるようです。これは、下剤を服用している高齢者への摂取で、結果、便の質が改善されたとの報告があります。
お腹の調子が悪い方(緩い方)は試してみるのもいいかもですね。
ヨーグルトとしては、画像の「たべるデンマークヨーグルト」が市販されているようですが、ネット情報ではサークルKにあるとされていますが、現在サークルKは撤退していますので、どこで購入できるかは不明です。
もし、スーパー、コンビニなどで見かけましたら教えてください(笑)
「たべるデンマークヨーグルト」は、FK-120株だけでなく、アシドフィルス菌FK-205株やサーモフィラスFK303/305株も含まれています。無糖タイプ、加糖タイプがあるようですね!(すいません、現在販売されているかどうかは不明です)
明日はラクティス種の最後の菌株をご紹介します。
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